そういえば、今日は氷室京介の誕生日だった。
1960年生まれで、もう49歳か・・・
先日、矢沢永吉の還暦祝い?東京ドームライブにゲスト出演したという。
あと10年もすれば氷室も還暦で、矢沢は70・・・
何だかんだ言ってどちらもあのまんま年とっていくんだろうな。
昨日は忌野清志郎の完全復活祭DVDを見ていた。
二の腕もあごもぷよぷよにたるんだ清志郎。
でも、確かに生きていた。
すごい生き様だった。
いつか矢沢も氷室も死ぬだろう。
きっと、ずっとすごい生き様を見せ付けながら。

まぁとにかく今日は氷室のDVDを久しぶりに見るとするか。
思い出のカウントダウンライブをば・・・
世界を変えたビートルズが、またも世界を賑わせている。
不況のはずの日本で、100万枚もの予約が入っていて
人々が先を争ってCDショップに並ぶ姿がタイのテレビでも映し出されていたそうだ。
ヨメサンがそう伝えてくれた。

でも、ここチェンマイでは何にもそういう世界的な熱狂の影響は見られません。
強いて言えば、そういうギャップに驚く自分の姿でしょうか。
ここで、ビートルズがいなかったら、という仮定をしてみたいと思います。

ビートルズがいなかったら・・・
  英語を好きになった自分はいなかっただろう

ビートルズがいなかったら・・・
  世界平和のために少しでも役に立ちたいという気持ちを抱くこともなかっただろう

ビートルズがいなかったら・・・
  海外に出て働きたいという思いを抱くこともなかっただろう

ビートルズがいなかったら・・・
  音楽の世界を開く扉を自分は開けることはなかったかもしれない

ビートルズがいなかったら・・・
  ドラムを叩いて歌い、ギターを弾いて曲を作る自分はいなかっただろう

ビートルズがいなかったら・・・
  結局のところ、今の自分はいなかっただろう

清志郎も、マイケル・ジャクソンも、ビートルズファンだった。
氷室も、矢沢も、大滝さんも・・・
日本だけではなく、世界的に、こんなに長い間、そしてこれほどたくさんの
アーティストに影響を与えたミュージシャンは他にはいない。
これからも、恐らく出てこないだろう。

時代が彼らを作り、時代を彼らが作った
人類の共有財産、潜在的に全てのものに影響を及ぼしている無意識の存在
それほどまでに思えてしまう。

ぞろめの神様、ありがとう!
「Number 9」は、ジョンのラッキーナンバーなんだぜ!
知ってるかい?
今日8月29日はマイケル・ジャクソンの誕生日。
朝から彼の映像をずっと見ている。
歌良し、曲良し、ダンス良し、ステージ良し。
全てがこんなにハイレベルに完成されているアーティストは他にいない。
彼本人はまさかあんな形で世を去ろうとは思いもしなかったことだろう。
しかし、彼は天命を全うしたのだろう。
人の寿命はたぶん神様が決めていることだろうから。

彼の素晴らしい生命に、感謝。



黒人アーティストとしての壁を破った記念すべき曲とビデオ、そして80年代を代表する
アルバムのタイトル曲。




肌の色の違いなんて関係ないということを明るい曲調と各地の民族舞踊を取り入れた
(タイも2番目に出てくる)前半部分と、アメリカのストリートで白人主義的メッセージが
書かれた車のフロントガラスや店の窓を破壊する過激な後半部分が対照的。
マイケルがこんなに激しく人種差別への怒りを持っていて、黒人であることの
プライドを持っていたとは知らなかった。
マイケルはしなやかな黒豹でいつづけたかったのだ。

Rest In Peace &
Happy Birthday

天国には黒も白も
色さえないはずだよね
ロックで独立する方法/忌野清志郎
¥1,764
Amazon.co.jp
実家から送ってもらった。
清志郎のバンド観、人生観、ロック観といったものが本人の口で語られていることが特徴。
編集者は生前清志郎と出版について話し合っていたようだが、いろいろと大人の事情で
実現できていなかった。清志郎の死によって実現したのは編集者にとっても
やるせない思いがあったことだろう。

清志郎が高校生の時に結成したRCサクセション。
それは彼の一部であり、彼がその一部であった。
そのバンドの結成から解散までのいろいろな裏話も話されている。
そこで感じるのはやはりバンドマンとして生涯いつづけたかった彼の思い。
売れない時代から急にブレイクして曲を書く暇もなかった最盛期、
タイマーズとして活動した本当の理由。
解散の真相。
ソロ活動における彼のスタンス。
「君が代」問題とインディーズでの活動について。

どれも興味深くて一気に読ませてもらった。
清志郎はロックをやりながら老衰でこの世を去りたかったと書いている。
病魔というブルースがそれをさせなかったが、ロックに身を捧げた彼の姿は
今でも十分にまぶしい。

お勧めの本です。


以前はしゃかりきになって氷室京介の記事を書いてきたが、最近ご無沙汰している。
今の彼の活動に正直興味がわかないからだ。

過去のDVD作品やコラボシングルはそれなりに嬉しい。
しかし昨年のツアーの武道館ライブDVDが、ネット販売で10,000円以上の値段。
氷室自身の音声解説つきというのに魅かれたが、それでもこの値段はちょっと・・・。
一般ルートに乗せないから売り上げ本数を低く見積もらざるを得ず、そのため
単価を高くして利益を出そういうことなのか?
それともファンならこれだけの価格でも買うだろうと見込んでのことか?
しかも、過去作品をリリースしつくした後、時期を見計らっての発表。
これを先に出すと過去作品の売り上げが下がるから、ということなのか?

ツアー中に音源や映像を配信する試みはとても先進的で面白いが、ファン相手に
こういう商売をされると、正直萎える。
もう自分は彼の所属レーベルの商法には辟易している。

波紋を呼ぶだろうから、この辺で。
音楽の遺伝子。
たくさんのミュージシャンが亡くなった。
しかし彼らの残した音楽は何だか未来永劫続くように感じる。
音符のおたまじゃくしの一つ一つが音楽の遺伝子であり、
それを受け継ぐのはリスナーであり、影響を受けたミュージシャンなのだ。
自分が聴いてきた音楽、それは確実に自分の音楽的要素となり
趣味趣向となり、新たな音楽を作る礎になる。

最近また曲を少しずつ書くようになった。
友人の店のテーマソングを1つ完成させ、もう1つに取り組みつつある。
完成させたものは、チェンマイの友人の店について。
実際にその店に行った時に浮かんできたメロディがもとになっている。
そしてもう1つは、日本の友人が新装オープンした店。
以前お邪魔したことがある店だが、心機一転新たな旅立ちを迎えた。
それにふさわしい曲かどうかわからないが、3,4割程度できている。
自分の作る曲がどこから出てくるのかというと、やはり先人から受け継いだ音楽の遺伝子から。
特に忌野清志郎は、力を抜いてありのままに曲を作ってもいいんだよと教えてくれた。
カッコいいフレーズなんていらない。
自分の思いが表現されればそれでいい。

ブルースも書けそうだ。
以前よりさらに深みのある表現が自分の中から出てきそうな予感がある。
いろいろなことがあるけど、前を向いて進むしかない。
そうブルースが教えてくれた。
ちょうど1年前。
ブログで知り合った音楽仲間同士が集まって一緒に音を出し、
音を楽しみ、語り合った。
この1年の間、その仲間がバンドを始め、曲を書き、ライブを行い、
ますます音楽に関わるようになっている。
自分も同じように、バンドでライブも行い、曲も書き、
ますます音楽に対して積極的になっている。
人が集まるっていうのは凄いことだ。
それがたとえブログ上であったとしても。
それが実生活に結びつくともっと凄い。
エネルギーが集まって自分たちを違う次元に連れて行ってくれる。
だから音楽というのは不思議。
だからみんな、思う存分音楽を「PLAY」していきましょう。
楽器を弾かなくったって、「PLAY」はできますよ。
wakuwakuさんのブログにて、2つの企画が行われた。

Part 1 あなたの好きな男性ヴォーカルベスト10

Part 2 あなたの好きな女性ヴォーカルベスト10


それらにコメントしたものを元に、2009年7月時点での自分の好きなボーカリストを
男女別ベスト10を記録して残してみたいと思う。

まずは男性編。好きな曲と共に挙げてみる。

1.忌野清志郎 「君が僕を知っている」
  この曲は盟友CHABO仲井戸麗市との友情を歌ったもの。
  亡くなってしまった後に聴いたが、こんなに純粋な歌詞を書く人とは知らなかった。
  独特のリズムの取り方で、日本語をメロディに乗せるそのやり方が本当に個性的。

2.氷室京介  「LOVER'S DAY」「EASY LOVE」
  ライブで聴いたバラードで泣いたのは氷室が初めてだった。
  さいたまスーパーアリーナで聴いた「LOVER'S DAY」はずっと忘れられないだろう。
  「EASY LOVE」は自分の人生の1ページを飾る大切な曲です。

3.ポール・マッカートニー  「Here Today」
  ボーカリストとしての彼は、ハイトーンのシャウトからしっとりとしたバラードまで
  難なくこなす幅の広さが魅力。
  ジョンを偲んで歌ったこの曲は、彼の作品の中でも最も内省的なものの一つ。
  涙なしには聴くことはできない。

4.ジョン・レノン  「イマジン」(with清志郎 日本語バージョン)
  日本人であるヨーコとの結婚が、彼の人生を大きく変えた。
  まぁヨーコは日本人という枠で捉えることもできないスケールの人だろうけどね。
  清志郎が日本語詞をつけてカバーした「イマジン」を、ジョンが歌ったらどうなるんだろうな・・・
  ジョンのあの声、あのスタイルが世界を変えたんだよなぁ。

5.大滝詠一   「烏賊酢是!此乃鯉」
(イーチ・オオタキ名義『Let's Ondo Again』収録)
  「いかすぜ!この恋」と読む。エルビスの物まねがいい感じ。
  こういうノベルティなものとS級の良質なポップソングとのギャップがまたたまらないんだよね~
  しかしアイドルにも歌唱指導したくらい、ボーカリストとしての力量は凄いと思う。

6.山下達郎  「FOREVER MINE」
  これね~歌ってみてこんなに難しい曲はなかなか無いよ。
  ブレスのタイミングから、声の抑制の仕方、メロディのリズム感とか、ホント絶品だよ。
  いわゆる間奏にあたるところがほとんど無いのでずっと歌いっぱなし。
  すごく集中力を必要とする曲。
  一度ライブで聴いてみたいなぁ。

7.ロイ・オービソン  「You Are Not Alone Anymore」/The Traveling Wilburys
  彼の声は人類の宝っていう感じ。唯一無二のボーカルサウンドです。
  彼のように歌い上げる唱法は現在のシーンではもうあまり見かけない。
  彼がそのスタイルで極めてしまったからなのかもしれない。

8.ロバート・プラント
   LED ZEPPELIN時代「Night Flight」
   withアリソン・クラウス  「Gone Gone Gone」
  ハードロック・ヘビーメタルの枠のみで彼を評価してはいけないと思う。
  ZEPのこの曲はブルース的でもあり、ポップさもあり、一言では表せない魅力がある。
  現在ユニット?を組んでいるアリソン・クラウスとはもう絶妙のハーモニーだね。
  それぞれが一人で歌っているものと、二人で歌っているものとはまた別世界のものだね。

9.ボビー・ギプスレー(Primal Scream)
  これという一曲は挙げられない。決して巧いボーカリストではないが、彼にしか出せない味がある。
  ひょろっと、なよなよっとしているのにパワーを感じるボーカル。
  バラードなら「(I'm gonna)Cry Myself Blind」がいいかなぁ。泣けるよ。 

10.木山裕策 「home」
   2008年、自分は彼の声を一番よく聴いただろう。
   彼より巧いボーカリストはたくさんいるだろう。
   でもこの曲は彼だけが伝えうる何かがある。
   もうね、この曲だけで終わっても文句言わないよ(笑)
   終わって欲しくはないし、終わらないだろうと信じているけどね。

(別格編)ライブエイドのフレディ・マーキュリー
  ロック史で最も輝いた瞬間の記録。あんな奇跡のパフォーマンスはもう誰にも出来ないだろうね。

(追悼編) マイケル・ジャクソン
  最近DVDをよく見てるけど、歌に力があるなぁと思う。
  ダンスが注目されるけど、まず歌ありきでしょう。

(番外編)マイルス・デイビス
  彼にとってトランペットは楽器ではなく喉・口と同じような体の一部のような気がする。
  魂を歌に込めている。バラードからシャウトから、幅広い表現力。



次に女性編。

1.竹内まりや
  僕にとっては永遠の憧れです。あの声を聴くとなんでキュンとなるんだろう?
  「もう一度」は自分のフェイバリット。CMソングで流れたのを聴いていっぺんに好きになった。

2&3
  ららさん(from GLASSONION, zappalala)

  ろうずさん(from ROOM)
  お二人はブログで知り合ったお仲間。それぞれ歌をずっと続けてらっしゃる。
  お二人が歌っている姿を見ると、何だか華やかで心があったかくなる。
  ずっと歌いつづけてくださいね。

4&5.アン&ナンシー・ウィルソン
  ロックバンド「HEART」の核となる姉妹。アンは太ってしまったのが残念だが、
  ホント素晴らしい歌声だよね。うちの母も『Bad Animals』が好きでよく聴いていた。
  「Alone」はロックバラードの名作だね。自分の中ではエアロの「Dream On」的な位置づけ。

6.ベット・ミドラー
  高校生の時に深夜のテレビ映画で見た「The Rose」には本当に衝撃を受けた。
  もともとジャニス・ジョプリンの伝記映画の予定が彼女の歌があまりに素晴らしいので
  あくまでもモデル、ということになったらしい。
  ビートルズの「In My Life」のカバーも素晴らしい。

7.ジャニス・ジョプリン
  別格の存在感だね。「Move Over」はバンドでもコピーしたことがあるけど、当然あんな歌は
  誰も歌えないわけで。「Summer Time」も彼女にかかれば別物。ブルーズ以上のブルースになる。

8.カレン・カーペンター
  自分もドラムを叩きながら歌うボーカリストのはしくれだが、彼女のドラムも結構凄いよ。
  歌はもちろんのことだけどね。
  ドラムと歌とは密接なつながりがあります。
  リズムを抜きに歌はありえないし、歌はリズムなのです!

9.ビリー・ホリデイ
  ジャニスも多大な影響を受けた女性。wikipediaを見ると、本当に悲惨な人生を歩んでいる。
  しかしその人生のブルースを抱えた彼女の歌声は、こよなく美しい。
  昨日からずっと彼女の歌ばっかり聴いている。古い録音でノイズが多い音源を聴いてるけど、
  何でこんなにリアルに伝わってくるんだろうっていう歌声。
いわゆる美声ではないと思うけれど、美しさにあふれている。
  どう表現すればいいかわからない。とにかくずっと聴いていたい声だ。

10.美空ひばり
  タイに住むようになってから、以前より彼女のことが好きになったと思う。
  聴くたびに、ああ日本人に生まれてよかったと思う。
  それくらいの存在。


個人的なことになるが、先月母親が定年退職した。
職場には何度も引き止められたようだが、母は「引き際をわかってるからね」と
一つトーンの高くなった張りのある声が電話の向こうから聞こえてきた。
人生の一つの段階を終えた母は、また新たなステージで輝くだろう。
カラオケ教室にも6,7年前から通って、たまに発表会のステージにも立っているらしいし。
華があるかどうかは、見ていないのでわからないけれど。まあ、息子程度にはあるのだろう。

上に挙げたボーカリストの多くが、普通の基準で計れば若くして現世のステージから去っている。
しかし、自分はふとこう思う。
彼らにとっては、引き際だったのかもしれない、と。

もちろん長生きして素晴らしい活動を続けている人も多くいる。
しかしあまりにも大きな存在となった一握りの星たちは、その輝きを残したままこの世を去っている。
お嬢しかり、ジャニスしかり、ビリー・ホリデイしかり、忌野清志郎しかり、マイケル・ジャクソンしかり・・・
彼ら自身もいろいろとやりたいことを残しながら、旅立ってしまった。
残酷な運命だけど、それが彼らをまた伝説へといざなっていく。
散っていく桜を見たときに似た感情が、自分の心には感じられる。

僕にできることは、彼らの生きた証をずっと大切に聴いて見て、歌って、演奏して楽しむことだけ。
それが最高のトリビュートになるはずだから。

with PEACE & RESPECT to all...

2009七夕 タイマイ
お久しぶりです。
タイマイです。
ここんところ、バンド活動が活発になっております。
それは、このイベントのため。

シンマイ★ぞろめ家族奮闘記-ポスター


去る5月2日に天国へ行ってしまった、忌野清志郎さんに贈る手作りのライブ&パーティをチェンマイ在住の仲間たちで開催することになりました。当日は、バンドの生演奏(約8-10曲)に加えて、ライブビデオの上映など。

バンドはこのために結成され年齢も個性もばらばら。ボーカルは、清志郎が好きな人たちが持ち回りでそれぞれ歌います。準備する人、協力してくれる人はみんなボランティア。バンドの人もノーギャラ。それでも、みんなで一生懸命練習、準備しています。
会場は、あっかるくポップでファンキーに飾る予定。とにかくみんなで楽しく、笑って、飲んで、歌って、清志郎さんに「ありがとう!」の気持ちをこめた、温かいパーティにできたらと思ってます。

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清志郎 Memorial Live&Party

2009年6月13日(土) 19:30 start
場所: THE GARDEN HOUSE(700年記念競技場近く)
料金: 350 Baht (1ドリンク&軽食込) ■前売チケット制 ■先着約50名まで 
チケットは ニマンヘイミン通り沿い チェンマイ大学美術館敷地内
土の家のお茶カフェDinDee (ディンディー) にて発売中!
連絡先: DinDee *ayumi
Tel: 086-910-8137(14:00-20:00) Mail: info@dindeecafe.com
(注:電話はタイ国内のみ)

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チケットは以下の場所でも購入できます♪

「Saitong」(シリモングラチャン通り 多国籍料理レストラン)
「BananaGuestHouse」(チェンマイ門近く)
「BaanBakery」(チェンマイ門の外側 ニコムさんのパン屋)
「家族亭」(スリドンチャイ通り マニナラコンホテル敷地内 日本料理店)

数に限りがあるので、興味のある方はお早めにどうぞ。


ライブまでの経過やエピソードについてはこちらのブログへ。
http://plaza.rakuten.co.jp/dindeeblog/

◇ ◇ ◇

2週間あまりで10曲を既にレパートリーに加えました。
自分はドラムとボーカル、そしてアコースティックギターまで、手を広げております。
清志郎の素晴らしい音楽を表現する喜びをかみしめる日々です。
先月の初めまでは清志郎さんのファンでもなんでもなかったけれど、
今はすっかり染まっています。
すでにこのイベントの告知はチェンマイの街中いたるところで見かけられます。
最終的には50名以上のお客さんが来てくれるでしょう。
追悼なんてしめっぽもんじゃない。
楽しんで、音楽を愛してやまない、その気持ちがあれば、それでいい。
清志郎がそう、教えてくれた。

忌野清志郎さんが亡くなった
がんというブルースは彼に再び歌うことを許さなかった
そして多くの人々の心に
忌野清志郎というブルースは深く刻まれた
5月2日
この日はhideという優秀なミュージシャンとともに
清志郎が天に召された
日本のロックシーンにとって
非常に意味の深い
そして悲しみの深い
日になってしまった

氷室京介はかつて
デビュー前に自分の音楽を信じられなくなって
音楽をあきらめかけた時
当時の彼女からもらったチケットで
日比谷野音で行われた
RCサクセションのコンサートに行った
そこで清志郎の姿に胸を打たれ
オレは何をやっているんだと
その後日本のトップに躍り出る
バンドの結成に踏み切ったという

その事実だけを見ても
清志郎の存在が
いかに日本のロックシーンに大きな
影響を与えたかということが
わかる

個人的には彼の曲をじっくり聴いたことも無ければ
彼のコンサートに足を運んだことも無い
しかし昨年の武道館での復活ライブの
ドキュメンタリーはテレビで見た
そこには古くなること
色あせていくことを拒否する
一人のロッカーの姿があった

そして彼は
古くなることなく
色あせていくことなく
時を止めた


タイマイ★師匠の音楽講座-忌野清志郎

          忌野清志郎
    1951年4月2日-2009年5月2日
            ageless