タイフルーツ紀行

タイフルーツ紀行

タイで出会ったマンゴー・ドリアンなど美味なフルーツたちと農園や市場の様子を紹介、現地情報など

2024年の新年はチェンマイで迎えました。歴史的な城壁の門、ターペー門付近はカウントダウンの会場になり、地元の方、観光客、たくさんの人々が詰めかけました。

 

 

カウントダウンに合わせコムローイ(ランタン)が続々と空に放たれ、花火も上がり幻想的かつ華やかな新年となりました。

 

 

最近は仕入れていませんが、以前はシーズン末期の5月、6月にはマンゴーも出荷してもらっていたチェンマイ。今回は久しぶりに来れて最高の新年を迎えることができました。

 

3ヶ月ぶりにバンコクに来ました。

 

昨日はナショナル・スタジアム駅のところにある、BANGKOK ART AND CULTURE CENTREでモダンアート展を観てきました。

 

久しぶりのBTSは利用者が増え、かなりの混雑。しかし駅構内の販売ブースはどこも出店者がなく、閑散としていました。もう20年ほど前になりますが、この構内で持ち帰り寿司の店舗を5年ほど出店して盛況だったのが懐かしく思い出されます。

 

 

2001年頃に駅構内に出店していた店舗

 

さてモダンアートの展示ですが、主に1960~80年代のモダンアートで、かなりの前衛作品、また当時繰り返されたクーデターを思わされる作品もあり興味深かったです。


 

 

隣のMBKの建物は以前東急のあった場所はDONKI、こちらは東急が百貨店なのにMBKの雑然さに飲み込まれていたのと対照的にマッチしている感じです。

 

MBKもコロナの間は閉じたり閑散としていた時期が長かったと聞きますが、今は売り子の皆さんも帰ってきて以前のままの販売風景です。皆で生き残っていかなくては、ね。

 

 

5月に入り日本の気温も上がってきましたが、タイは高温を通り越して雨が多くなってきたとの現地からの報告です。

 

先週はタイフェスも代々木で行われ盛況だったようですが、コロナ前まで20回連続参加だった弊社は不参加、タイ大使館主導のプロジェクトから民間に替わったということで、一つ時代も変わったかな、と感じています。

 

 

さて、弊社の今年のマンゴー出荷も今週が最後、毎年この時期は産地が北部に移ったり微妙なタイミングですが、今年は最後まで本拠地のサケーオ県の農園からの出荷で非常に良い原料が確保できました。

 

 

大きさも大きめの玉で、熟度も熟れ過ぎず固すぎずの、良い状態で出荷できそうでホッとしています。

 

バーツ高円安、今は1バーツ4円を超える状況ですので、採算割れと言ってよい状態です。正直来年できるのか、非常に心配していますが、とにかく目の前の最終出荷をきちんと終わらせたいと思います。