自分のことって自分が一番わからないものです。
私は最近特にそれを頻繁に
感じます。
というのも。
先日、塩見知子さんのコーチングを
受けた時に、意外！？なことを
言われました。
「園子さん、かくれ繊細さんじゃないかなぁ？」
繊細さん！？
私からは最も遠いものだと
思い込んでいたので、意外すぎました。
よくよく話を聞いてみると、
いわゆる「繊細さん」とはちょっと
違うようなのです。
「繊細さん」という言葉は
少し前に流行りましたね。
「繊細さん」とは、
HSP (Highly Sensitive Person)のことで、
一言で言うと「とても敏感な人。」
周囲の刺激にとても敏感で、
影響を受けやすく、そのせいで
疲れやすい。
生きづらさを感じることもある、
という特性を持っています。
うーん。
私には当てはまらないし、
HSP診断などをやってみても
HSP度は低い。
一方、私の周りには「繊細さん」は結構いるなと
感じてはいたのですが、そういう人たちと
比べても、自分は違うなぁと
思っていました。
かくれ繊細さんて？
では「かくれ繊細さん」って
どんな人なのか。
見た目には「繊細さん」の
真逆なのですが、内面は実は
繊細さん、という人たちのこと
なのだそうです。
一見社交的だけれど、
実は人付き合いに疲れやすい。
図太く見えるけど、
内面はとても傷つきやすい。
何より繊細である自分を
認めたくない。
ちょっと心当たりあります。
そしてこの本を読んだら、
まさにドンピシャなことばかり！
この本によると、「かくれ繊細さん」は
HSS型(High Sensation Seeking) HSPと呼ばれ、
好奇心旺盛で、常に刺激を求めるのだけれど、
そうすることで実は内面の不安だったり
傷つきやすいところを隠そうとしている
のだそうです。
実は内面ではHSPなのに、
周りの反応を気にして、HSPであることを
自然と隠すようなふるまいをして
しまうので、HSPには当てはまらないように
見えるし、本人もそう思い込んでいる、
という状態なのです。
自分がやりたいことがわからない
かくれ繊細さんの特徴の一つに
自分の「やりたいことがわからない」
状態になっている、ということが
あります。
これにはいくつか原因があるのですが、
周りの反応を気にしすぎて、やりたかったことを
躊躇してしまい、やらずじまいに
してしまったことがありすぎて、結果
何がやりたかったのかわからなくなって
しまった、という場合も多いようです。
この本を読んでいるとなんだか
グサグサ刺さることが多くて
本当にびっくりしました
自分の特性を知るとラクになる
かくれ繊細さんは相反する二面性を
持ち合わせているので、ちょっと複雑で
めんどくさいとも言えます。
そんな自分に悩んで、そうでない他の人々と
自分を比べてよりつらくなってしまう。
私にも覚えがあります。。。
「かくれ繊細さん」の特性そのものを
変えることはできないのですが、
特性を理解し、自分がそうであると認めると、
気持ちがずいぶんラクになりました。
自分に変に厳しすぎたり、
激しい思い込みがあって、それに縛られて
動けなかったりする傾向もあるそうですが、
そうとわかれば、もっと自分に許可をしたり、
思い込みを外していけばよい。
特性を理解して、それに合った方法で
対処していくことで、才能をうまく
活かしていけるようになるのです。
そうすることで、何より本人が
ラクに、楽しく生きていけますよね
「かくれ繊細さん」の特徴やもっている才能などについて
本に詳しく書かれているので、ぜひ興味のある方、
自分もかくれ繊細さんかも？と思う方は
読んでみていただきたいです。
オーディブル会員の方は無料で聴けますよ〜
