「日本は赤字国家に転落するか」白川浩道著(TOP POINTより) | 一兵卒のブログ

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ビジネス書を4ページに
要約する情報紙、3月号より。

原発問題に伴い化石燃料の輸入増による
日本の貿易赤字が話題になっているが

これを著者は一過性のものではないという。


日本の経常収支は2012年 6兆円の見込み

07年では26兆円もあったが

僅か5年で20兆円悪化。

その要因を調べると

輸出額が07年 83兆円

⇒12年 64兆円


では何故、輸出額が減少したのか。

一つは円高影響

07年では120円/$

⇒ 12年 80円/$ 約3割円高。

輸出に占める$建て比率は約5割。

よって為替影響は15%程度の輸出額減少の要因。

残りは輸出製品の価格が平均で4~5%悪化したものによる。


一方で価格が低下したにも拘らず日本製品の

輸出数量が伸びていない。

これは日本製品の競争力低下を物語っている。


日本は海外製造拠点を強化、

日本国内の設備老朽化は進展。

高齢化社会も迎えて日本の製造業の

インフラは構造的な問題を抱えている。


このままでは経常収支は2016年に赤字化。

デフレ傾向は18年にはインフレに転換。

(日本のGDP伸び率は今後10年、▲0.5%程度。

 需要成長率は▲0.2%、この差の0.3%が「4」年続けば

 現在のGDPギャップ(需要と供給の差)▲1%強は解消。

 ⇒インフレに移行)


金利は上昇。

債権安、株安も出現。円安も進む。

トリプル安の中、いかに進むべきか?

答えは書いてありませんでした…。


悲観的なストーリーですが、

現在の状況を看過すればこうなるのでしょうね。

でも日本人は問題に必ず対応しますから、

日本は大丈夫です。