トイレをリフォームしたいと思っている方へ
前回のブログでは、基本的な温水洗浄便座の機能と特徴などを
お話しましたが、今回からは、主要3メーカーそれぞれのトイレの
ポイントをちょっと詳しく。
まずは温水洗浄便座のトップメーカー TOTO から。
■一歩先を進んできたTOTOならではのポイントを
※商品やシリーズによって備わっていない機能もあります
温水洗浄便座のノズルに注目
各メーカーともに洗浄する際のパターンなどに工夫があるのですが、
TOTOが独自に開発したエアインワンダーウェーブは要チェックです。
ウォシュレットに備えられている1秒間に約100個の水玉を連射して
洗浄するワンダーウェーブ方式が進化した新しい洗浄方法です。
これまでも洗浄に関しては高評価だった方式に加えて、水玉の中に
空気を含ませ、約30%大粒に。洗い心地のたっぷり感がアップしています。
気になるノズルの汚れについては、トイレの使用後、
きれい除菌水がノズルの内側と外側を自動的に洗浄・除菌。
また使用していないときも定期的な洗浄を行なってくれます。
このきれい除菌水は、水道水に含まれる塩化イオンを
電気分解して作られる除菌効果のある次亜塩素酸を含む水のこと。
時間経過によって元の水に戻るので、環境にも優しいのが特徴です。
※この、きれい除菌水の機能については3~5年を目安にメーカーメンテナンスが
推奨されいます。
ノズルに使われている樹脂も進化しており、特許をとっている
防汚効果が高いクリーン樹脂が使われています。
便器の清潔感をどうキープ?
便器そのものは陶器でできてますが、TOTOでは、セフィオンテクトと
いう陶器表面の凹凸をナノレベルでなめらかにする技術によって
汚れが付きにくく、かつ落ちやすくなっています。耐久テストでは
ナイロン不織布たわしで約40万回こすっても傷つかなかったほどです。
また、トイレの使用後と、8時間使用しなかった場合には、きれい除菌水を
ミスト状にして便器のボウルに吹きかけるので、きれいが長く保たれます。
さらに、トイレを使う前に便器内へミストを自動で吹きかけ、
水のクッションを作り、汚れを付きにくくしてくれるプレミスト機能にも
注目です。
この他、便座にもクリーン樹脂を採用して、らくらくお手入れできれいを
キープできるように。
流す方法にもしっかり工夫が
TOTOが採用しているのは、トルネード洗浄と名付けられた方法です。
便器上部の脇から渦を巻くように勢いよく流れる水流はまるでトルネード(竜巻)。
少ない水量で、便器内側をまんべんなく洗い流してくれます。
掃除してみてわかるデザインのポイント
便器のフチの裏側は掃除がしにくく、汚れが残りやすい部分。この気になるフチ
をなくしてしまったり、なだらかな形状に工夫しているので、掃除の楽さは◎。
便座部分は持ち上げたり、ワンタッチで着脱ができたりするので、手が届きにくい
部分の掃除も苦になりません。
気になる臭いは
トイレの使用後は、脱臭から吸い込みが約2倍になるパワー脱臭に切り替わり
しっかりと臭いを取り除いてくれます。ユニークなのは、TOTOオリジナルの
芳香剤がセットできるタイプもあり、心地よい香りの演出も。
他にもこんな嬉しい機能も
トイレの使用後に座った時間に応じて、大小切り替えで自動洗浄してくれる
オート便座洗浄機能や、人の動きを感知してフタの開閉をしてくれるオート開閉、
また夜中に電気を明るくしなくても便器の光が点灯してくれるやわらかライトなど
が備わっています。
メーカーが培ってきた技術から生まれた、便利でうれしい機能。
知っておけば、新しくするトイレもより快適につかえるはずです。
次回のブログでは LIXIL が展開しているトイレのポイントをご紹介します。
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