ジュラシック・ワールド ドミニオン | カ素ブログ

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お出掛けレポート中心。科博多め。気が向いたらオモチャのレビュー。

 

見てきました。
 

良かったですね。個人的には楽しめました。

 

 

 

 *以降、ネタバレすると思います。

 

ネットの評判を見てるとけっこう賛否両論ですね。娯楽作品としては面白いけどシリーズの完結編としては疑問符という意見が散見されます。

 

個人的にも突っ込みどころは多かったかなとは思いましたが、まあ映画館の大画面で恐竜が見たいだけであれば楽しかったかなと思いました。

前作「炎の王国」のラストで提示された「恐竜と人類の共存」というテーマ性を冒頭から明確に見せていたところや、恐竜が現代社会の中に存在する絵面とかは個人的に非常に面白かったです。

 

マイナス面を言うと、恐竜の出てくるシーンがなんとなく少なく感じたところですかね。上映時間が2時間半あるので 実際にはそんなこと無いのかも知れませんが、ブルーの子供の争奪戦とかバイオシン社への侵入劇とかでスパイ映画みたいな展開が続いていくと途中から「これ何の映画だっけ?」な感じになる瞬間もあって、恐竜が見たいと思って映画館来たら何かビミョーに違ったかな?みたいな感慨は正直ありました。

後半から巨大イナゴに論点が移ってそこからは恐竜はただ出てるだけ、みたいな印象になってしまったのは否めないですね。そこをイナゴではなく恐竜が人類に対しての脅威になるのをどうしよう、みたいな展開だったらもっと恐竜が本軸になってくるし共存問題に関しても深掘りが出来たような気がします。その辺をもう少し見たかったですね個人的には。

 

とは言えシリーズを通して見てる者としてはパークとワールドの主役が勢揃いしたり(集合後は逃げ回ってるだけでしたけど)、テリジノサウルスとかディメトロドンとか新顔の恐竜も出てきたり(ディメトロドンは恐竜じゃないけどね)、ハリウッドっぽいド派手な映画が見れた満足感はありました。

 

ギガノトサウルスはカッコよくて良かったんですが、ティラノ氏がホントにただ出てくるだけみたいな扱いだったのはちょっと残念でしたね。

結局マイナス面ばっかになっちゃってますが。楽しかったんですよ、わたしは。