久しぶりの東博 | カ素ブログ

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お出掛けレポート中心。科博多め。気が向いたらオモチャのレビュー。

こないだ科博に行った翌週末のお昼ごろ、またしても上野に。

 

そしてまたしても科博に。一週間ぶりの科博です。

 

なんですが、今回は一旦スルーして横断歩道を渡ります。

 

ということで今回3年ぶりに東京国立博物館に行きました。前回は2018年の春でした。

 

 

 

時期的にはそろそろ紅葉の季節ですが、本館前の「ノリユキの木」はまだもうちょっとな感じ。

 

久々に見る「表慶館」も相変わらずステキな佇まい。

館内のドーム天井も見たかったんですが、現在は乃木坂46のイベント開催中。別にチケットが必要なので今回は中には入りませんでした。あとわたしハロプロ派なので。

 

今回は前回見れなかった「法隆寺宝物館」から行ってみようかと。

前回来た時は東博の前に科博にも行き、東博も本館、表慶館、東洋館と見て回った時点でヘロヘロになってしまい宝物館はスルーだったのです。

 

東博は2018年の前は2016年にも行ってるんですが、その時は宝物館は休館していて入れませんでした。宝物館の中まで入ったのはその前に行った2013年以来になります。

 

実に6年ぶりの法隆寺宝物館。東博の中でも奥まった位置にあるためか、東博内にある他の展示館に比べると比較的ヒトも少なく本館や平成館ほどの賑わいが無いので静かで落ち着いた印象です。

 

宝物館から見る表慶館。人工池の水面に映る表慶館と緑と青空が美しい。

 

宝物館の展示室内は暗めの照明で非常に静かです。

最初に宝物館を見て非常に印象深かった第2展示室。この整然と仏像が並ぶ空間の緊張感。

 

写真は展示物によってOK、NGありますが、室内があまりに静かで写真を撮るのを躊躇います。

シャッター音させると何となく怒られそうで…(←気弱い)。

 

とにかく静かな館内。基本的に展示室内が暗いことも含めて何となく荘厳な気持ちになります。これはこれで嫌いではない。

 

久々の法隆寺宝物館でしたが、昔と変わらず静けさの中に荘厳さと若干の緊張感が漂う展示室で独特な空気感を味わえました。建物もすばらしい。

 

宝物館から本館の前に戻ってきました。この辺に来るとまあまあ賑やか。

緊急事態宣言の解除後というのと乃木坂のイベントがあるという事もあってか若いヒトも多かった。

 

てことで3年ぶりの東博本館へ。本館の真裏、庭園に出る裏口(?)のこの部屋の雰囲気も好き。

 

展示も見て行きますが、全部をねっとり見て行くと途中で疲れちゃうことが過去の来館で判明しているので何となくふわーっと見て行きます。

 

 

全ての展示を真剣に見て行ったらどう考えても1日では回り切れない東博。

東博内に宿泊施設を作って3泊4日ぐらいのツアーみたいなのをやっても集客できるんじゃないかと思ったりもして。宿泊施設を建設するよりは近隣のホテルとの提携が現実的かなやっぱ?誰目線だよ。

 

でやっぱり東博本館と言えばこのエントランスの吹き抜けと大階段です。

 

 

前に来た時も思いましたが、ヒトがいない大階段の写真を撮るのがなかなか大変。

平日の午前中とか閉館時間の間際とかじゃないと大体ヒトが写り込みます。上も閉館間際。

 

自然光の差し込む天井も美しい。帝冠様式の代表的な建築物である本館の真骨頂がこの吹き抜けと大階段のエントランスだと言えるでしょう。

 

16時の閉鎖ギリギリでしたが、本館裏の庭園にも入れました。ここも紅葉はまだだね。

庭園の開放は春と秋だけみたいな話しを聞いた事があるんですが、今は秋の開放なんでしょうか?それとも通年開放してるのかな?よく分かりません。

 

 

 

16時を回りました。閉館まであと1時間。

 

ふわっと見て回ってはいますが、もう若干脚に来てます。でもまあせっかく東洋館が目の前にあるのでもう少し頑張って東洋館も見てこうかなと。

 

東洋館は外観はシンプルな感じなんですが、中に入った時のこの1階に居並ぶ石仏をなめて5階までの吹き抜けを見上げる感じがなんとも言えない雰囲気で好きです。

 

東洋館だけでも展示品が膨大なのでふわっと回ります。何でしょうかこれは?かわいい。

 

過去、東洋館に行く度に写真に納めている中国の青銅器「饕餮文瓿(とうてつもんほう)」。

何だかよく分かりませんが、とにかくカッコいい。

 

地下のガネーシャさんもご無沙汰しておりました。

 

という事で閉館時間の17時になりました。この時間まで東博にいたのは初めてです。

表慶館のライトアップが非常にいいですなあ。美しい。

 

 

本館もこんな感じでライトアップ。今だけなのかな?いつもなのかな?

 

3年ぶりの東京国立博物館。やっぱり疲れるんですが、複数ある展示館のそれぞれ異なる館内の雰囲気を久々に味わえて非常に楽しかったです。

 

ミュージアムショップで衝動買いしてしまった「朝顔狗子図(あさがおくしず)」のハンカチとクリアファイル。

いやカワイすぎるってこんなん。

 

 

 

 

 

 

 

東博をあとにして横断歩道を渡ると公園にはこんな感じのキレイなイルミネーションが。

11月6日のこの日、上野公園の噴水広場では「創エネ あかりパーク2021」というイベントが行われていました。

 

科博もこのイベントに参加しており、日本館正面にプロジェクションマッピングで「地球にやさしい水素エネルギー」というプログラムが映し出されていました。

 

ホントのことを言うとこの日再び上野に来たのはこの科博のイベントを見たいがためでした。あとこのイベントが11月7日までだったので慌ててこの日に来たというのもあります。

夕方ぐらいにゆっくり上野に来てこのイベントだけ見て帰ろうかとも考えましたが、まあせっかく上野に行くし久々に東博にでも行ってみようか、ぐらいの東博だったんです。でも楽しかったんですよ、東博も。

 

久々に東博を見て回ってライトアップも見れて、科博のイベントも見れて。まあまあ疲れはしましたが、なかなかに充実した週末になりました。