アクアワールド茨城県大洗水族館 | カ素ブログ

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お出掛けレポート中心。科博多め。気が向いたらオモチャのレビュー。

横浜から東海道線と常磐線、水戸駅から大洗鹿島線を乗り継いで茨城県の大洗に到着。

上野から特急電車に乗れば1時間40分ほどで着くところを、電車賃をケチって常磐線でとろとろ行ったので2時間半かかりました。若干失敗したと思いました。

どーでもいいけど、大洗に着くなりどこもかしこもガルパンだらけです。

 

大洗駅から循環バス「海遊号」に乗り換え。子供のようにはしゃぐおじいちゃん軍団も同乗です。

 

大洗駅から15分ほどで到着。アクアワールド茨城県大洗水族館です。

 

しかしこのロケーション。水族館の正面には太平洋がこれでもかと広がってます。

駐車場の広さもハンパ無い。

 

水族館に入る前からテンションが上がります。なんならバスから海が見えた時から上がってます。

 

テンション高い状態で館内へ。日本屈指の大型水族館である大洗、大型水族館圧がすごいです。

エントランスからマイワシがグルグルしてます。

 

マイワシの横の水槽で個人的に目を引いたのがイトヒキアジ。

メタリックシルバーのボディから優雅にたなびく糸が美しいです。

 

ショープールの中を館内から見る事ができる「アクアホール」。やっぱりイルカはカワイイ。

 

取り敢えず順路に沿って見学を開始。大洗の海に住む生物のコーナー。

 

水槽自体が屋外なので日光が差し込む感じがイイ感じです。コレ好き。

 

この水槽にいるアカウミガメの子供。昨年の鴨シーでも見れましたが、やっぱりカワイイです子ガメ。

 

入口があるのが建物的には3階、大水槽の側面に沿って2階に下って行きます。

感覚的には地下に降りて行く感じですが2階です。しかしサメだらけ。

 

2階の大水槽。サメ多めですが、イワシやウミガメなんかもちゃんといます。

大型水族館の威厳を象徴する大水槽。なんだかんだ言っても見入ってしまいます。

 

もちろんクラゲもいます。目玉焼きクラゲの異名を持つ「サムクラゲ」。

ちょうど水槽のお掃除中。クラゲの触手がモップにガンガン絡まってるのがちょっと心配になりました。

 

悪魔的に美しいハナガサクラゲ。悪魔的だけどなんかファンシー。

 

ウリクラゲがいるんです。弱く光を当ててくれているのでキラキラ瞬く繊毛の動きが見られます。キレイ。

 

国内での飼育はここだけと言う「サンゴノフトモモ」。ネーミングがなんともアレ。

おたる水族館で見た「ユムシ」的なヤツかな?と思ったらまた全然違う生物みたいです。

こういう一見して何の種類か判別さえ出来ない生物のカオス感て、すごく興味深いけど恐ろしさも感じられてそれがまた魅力的に思えます。性癖と言っていい。

 

一見して分かるアンコウとかもいます。フトモモのあとに見ると安心感ある。

 

深海生物のコーナーも大きい水族館では定番になった感があります。技術の進歩。

 

2階からエスカレーターで再び3階へ。サメ水槽の裏側に沿って登って行きます。

 

2階の大水槽前は吹き抜けになっていて、高い位置からも大水槽を見る事が出来ます。こういうの大事。

 

この高さから見ると大水槽のほぼ全景が見れてこれもまた良い。

 

2階を見下ろすと黄色い帽子の園児集団が。これはこれでなんかキレイ。

 

マンボウの飼育水槽としては国内最大の大きさを誇る専用水槽。複数飼育も珍しいです。

マンボウの水槽ってどの水族館も正直殺風景に感じますが、非常にデリケートな生物でちょっとした事でストレスを感じて水槽にぶつかったりするらしいです。そのための殺風景なんですね。

自然界でどう過ごしてるんだろうか?

 

ホント、どう過ごしてるんだろうか?

 

それはそうとサメの水槽へ。大洗はサメの飼育種数も日本一。58種いるそうです。飼育数は600以上。

他国の水族館は種数を発表してない所もあるので公式発表は無いですが、58種というのは恐らく世界一の飼育種数になるそうです。このパワーワードに惹かれて大洗に来ました。

 

で大洗、何がスゴイって私の大好きな「シロワニ」が沢山います。5尾くらいまではいたの確認出来ましたが、7尾はいるらしいです。これだけの数のシロワニを一度に見たのは初めてです。

 

いやカッコいい。背中の盛り上がりから鼻先に下るまでのラインがたまらないです。目つきが邪悪なのもカッコいい。

 

正面からの背中の盛り上がり具合もカッコいい。

 

ヤバい超カッコいい。シロワニは他のサメに比べてゆっくり泳ぐので写真も撮りやすいです。そこもイイ。

 

もちろんシロワニ以外にも色んなサメが泳ぎまくってます。聞いた事も無いようなレアザメも数種。

 

横の水槽にはハンマーヘッドを中心にまた別種のサメがいろいろ。ハンマーヘッドも好きなんですが、泳ぐのが速すぎてまともに写真撮れず。ハンマーヘッド対策を講じねば。

 

サメ水槽にさんざん興奮してから同じフロアの沖縄の海水槽へ。

 

チンアナゴも水族館では定番ですが、大洗はけっこう沢山いる方かな。すみだには負けるか。

 

フグもカワイイ。

 

また別のサメ水槽。ここにはシロワニに次いで好きな「トラフザメ」がいます。

 

シロワニとは真逆でトラフザメは完全に癒し系のサメ。けっこう色んな水族館で見るうちにいつの間にか好きになってました。あとで気付くパターン。口がカワイイ。

 

寝姿もカワイイ。

 

通路沿いの水槽で目に留まった赤くてキレイな魚、「アツモリウオ」。シルエットの妙。

 

その隣りの隣りの水槽でまた目に留まった「トクビレ」。2尾のトクビレが大きなヒレをヒラヒラ揺らしながら文字通り踊るようにクルクル回っていて暫し見入ってしまいました。すごいキレイ。

因みに上の「アツモリウオ」もトクビレ科の魚です。

 

3階の展示を見て行くと辿り着くミュージアムゾーン。標本関係が色々展示されてます。こういうの大事。

てか、すごいのがいるんだけど。

 

全長3mを超えるウシマンボウの剥製。普通サイズのマンボウが可愛く見える。

 

こっちは全長4mのホホジロザメの剥製。子供の頃に見た「ジョーズ」でサメを知ったくらいの勢いなので、「サメと言えばやっぱりコレ」感は拭えません。でも好きなのはシロワニとトラフザメ。

 

4階の河川や湖沼の生物エリア。でまあ展示もいいんですが、天井が高くて開放的な空間。なんかそこに食い付いてしまいます。

 

河川の上流から下流までを再現した展示は他の水族館でも見ますが、天井の高さと展望ホールの吹き抜けで他には無い独特な空間になってます。滝もあったりして色々工夫されてます。

 

さらに登って6階へ。エトピリカとゴマフアザラシとラッコがいます。

 

そう言えば大洗は海獣類少なめです。まあサメ推しの水族館なので仕方ないですが、展示はそれぞれ凝った造りの印象があります。全体に見上げるアングルが多い印象。

 

バックヤードもちょこっと覗けます。こういうのも大事。

 

4、5、6、7階と吹き抜けになっている展望ホール。なかなかの高さです。

 

ここからの眺望も素晴らしいです。晴れてるから尚更ステキです。

 

屋外の展示エリアも一望。幼稚園児だらけですけど、オジサン見に行きます。

 

再び4階へ。ここの高い天井が長く伸びる空間、非常にカッコいい。水族館に来てるのに趣旨が変わってしまいます。

 

で、この空間の行きつく先に浮遊する巨大生物3体。

 

全長8.6mのウバザメの剥製です。国内では最大級の大きさ。しかしデカい。

 

口がスゴイ。完全に波動砲撃つよこのヒト。海底では波動砲撃ってるに違いない。

 

セミクジラとマッコウクジラの全身骨格も飛んでます。

 

マッコウクジラの骨格はY字の下顎がカッコいい。

 

若干のホネ萌えののち屋外へ。天気がいい海のそばとかもう最高でしかない。

 

屋外展示はフンボルトペンギン、カピバラ、カリフォルニアアシカがいます。

 

ちょうどペンギンのお食事タイム。飼育員さんに質問できたりもします。

 

 

この後ろ姿があざとい。

 

水槽の下はガラス張りになっていて泳ぐペンギンを観察する事もできます。ギャップ萌えってやつです。

 

ペンギンの次はカピバラのお食事タイムという事でカピバラ氏が待機中。

 

静かにお食事タイムを待つカピバラ氏。

 

展示をあらかた見れたのでイルカ・アシカオーシャンライブを見に行きます。

 

オーシャンシアターの内部。昼の部は満席立ち見状態でビビりましたが、午後の部はそこまで混雑しませんでした。とは言え平日にもかかわらず結構な盛況ぶり。

 

まずはバンドウイルカのパフォーマンス。正直目新しさはありませんが、イルカがカワイイので問題ナシ。

 

ここでアシカにバトンタッチ。キスでバトンタッチ。カワイイので問題ナシ。

イルカは一旦退場。コミカルなお兄さんとアシカのショーに移行します。

 

で、アシカショーのあとにオキゴンドウが登場するんですが、驚いたのが背中にアシカを乗せてオキゴンドウが泳ぐパフォーマンス。オキゴンドウ単体のショーは太地町のくじら浜公園で見た事はありましたが、アシカとのコラボは初めて見ました。写真だとオキゴンドウが見えませんが、アシカの下にいます。

 

そして最後はキスでお別れ。キス好きね、大洗。

 

という事で大洗水族館を満喫しました。ブログでは一巡にまとめてますが、実際には二巡目以降順路関係なく館内をグルグル徘徊してます。混雑で展示が見辛い時は時間を置くとヒトが引いてる場合があるので、サメの水槽なんかも複数回見に行ってます。水族館は一日いるつもりで行かないとダメ。

 

 

「アクアワールド茨城県大洗水族館」公式HP

http://www.aquaworld-oarai.com/

 

 

 

大洗駅に戻ってきました。駅の観光案内で気になるモノを見つけたので見に行ってみる事に。

 

マリンタワーと言えば横浜市民は山下町の「横浜マリンタワー」になるんですが、大洗にもマリンタワーがあるという事で来て見ました。大洗マリンタワー。

 

横浜マリンタワーと違いかなりビル感の強いシルバーのタワー。青空を映し出していてキレイです。

 

地上55m、3階の展望台へ。大洗の海を一望できます。

 

大洗港に北海道行きのさんふらわあが停泊してます。フェリーの旅もしてみたい。

 

大洗のご当地キャラ「アライッペ」。町中ガルパンだらけでかなり押され気味の様子です。アライッペ。

 

で、タワーの2階には「ガルパン喫茶」があります。今行くと客は私ひとりっぽかったのでやめました。

 

 

「大洗マリンタワー」公式HP

http://www.oarai-mt.jp/

 

 

 

 

大洗を満喫しました。帰ります。

行きの常磐線でのロングシート2時間が思いの外辛かったので、帰りは水戸駅から特急「ときわ」に乗車。リクライニングシートで70分は非常に快適でした。もうぐっすりでした。やっぱりケチっちゃダメ。