2代目、3代目桂春蝶親子 | ブログ 時代錯誤は程々に…

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今日は、昨日の4代目桂福團治師匠と同じく、3代目桂春團治一門の弟子、2代目桂春蝶師匠と、その息子の3代目桂春蝶師匠です。
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まず、この名跡の始まりは、2代目桂春團治師匠が、初代桂春團治師匠に弟子入りしたばかりの頃に名乗ったのが始まりである。(初代春蝶ははるちょう、2代目、3代目はしゅんちょうと読む)
2代目春團治師匠はすごい、後に大きくなる福團治、春蝶の名跡の、初代を名乗ったのですから。

続いて2代目春蝶師匠は、1941年10月5日生まれ。
1962年、3代目桂春團治に入門。
テレビタレントとして、また落語家としては古典と新作の両刀使いとして人気を博した。
また、阪神タイガースの熱狂的ファンとして知られ、阪神が日本一になった85年のファン感謝デーでは、胴上げされていました。
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しかし、若い頃から大好きな酒を飲み続けた結果、1993年1月4日、51歳の若さでこの世を去った。

この時、春蝶師匠の息子は、父の偉大さに気付き、亡くなった父の意志を受け継ぎ、落語家になることを志し、1994年に3代目桂春團治に入門した。最初の名は桂春菜。1975年1月14日生まれ。
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本来、3代目春團治師匠に入門したことで、春蝶を継ぐことはないとされていたが、兄弟子の推薦と2代目の弟子の許可も得て、2009年、3代目桂春蝶襲名。

3代目春蝶師匠は、月亭八光、東京の8代目林家正蔵、2代目林家木久蔵、三遊亭王楽とともに坊ちゃん5として活動、また関西ではラジオに出演したり、大阪や東京で落語会を開いたりと、
父に負けないほどの活躍ぶりで、今や上方落語界の主力選手です。
今後のさらなる活躍に期待します‼︎

p.s.    ちなみに2代目春蝶師匠は、過去に3代目桂花團治の襲名を薦められたことがあったが、本人は春團治に愛着があったために謝絶したが、
この花團治は、2015年に弟子の桂蝶六師匠が襲名することに決まりました。
上方落語のさらなる盛り上がりを期待します‼︎