2011年8月6日…
今年も間もなく「あの日」がやってきます。
「あの日」――昭和20年8月6日午前8時15分、広島の街に原子爆弾が投下された、「あの日」です。
今年で原子爆弾が広島に投下されてから66年が経ちましたが、今年は東日本大震災が発生し、福島第一原子力発電所から放射能が漏れ出したこともあって、「原子力」や「放射能」に対する怖さを改めて考えさせられる年になりました。
そんな2011年の今年、53年ぶりに広島の地でプロ野球の試合が開催されることになったのです。
僕は詳しい理由を知りませんが、おそらく「8月6日」に関するいろいろな理由や感情が広島市側にも広島東洋カープ球団にもあって旧広島市民球場では長い間プロ野球の試合が開催されることはありませんでしたが、今年、MAZDA ZOOM ZOOM STADIUM 広島で「広島VS巨人」の試合が8月6日を含めた8月4・5・6日に「ひろしまピースナイター」として開催されることになったのです。
太平洋戦争が終わり、日本に「平和」が戻って66年――。
誰にも遠慮したり干渉されることもなく日本人の誰もが再び野球というスポーツに打ち込むことができるようになってから66年が経過したことになります。
東日本大震災に見舞われた今年、繰り返しになりますが、改めて「原子力」や「放射能」というものの怖さをいやでも認識させられたこの年に、唯一の「原爆被爆国」である日本の、「被爆都市」広島で、戦後国民の娯楽の象徴であるプロ野球の試合が開催されることに、上手く表現することはできませんが、僕は運命的なものを感じます。
僕はこの試合をライブで観戦することはできませんが、「原子力」と「放射能」、「戦争と平和」など、ちょっといつもと違う感慨を抱きつつ、この試合を見つめたいと思います。