パパの歌③
「…おはょお」
欠伸をしながら、ユチョンは起き上がり、ベッドの上で胡座をかいた。
「おはよ、起き抜けにいきなりで悪いんだけどさ」
「…なに?」
寝起きで不機嫌なのか、声も普段より一層低い。
「話がある」
「ふぁ…ぅん?」
「お前さ、彼女いんの?」
ベッドに腰掛けて、俺は尋ねた。
「いるよ…だからなに?」
「あのさぁ」
ガツンと、ビシッと父親らしいこと言おう、と思っていたのに…肝心なところで俺は口籠もった。
俺たち二人の間を、妙な沈黙が支配する。
それを破ったのはユチョンだった。
「…で、何が言いたいの、とうさん」
にやぁ、と嫌な笑い方でユチョンは答えた。
「男らしく、誠意のある付き合いをって?それなら付き合ったら誰とでも…しなきゃいけなくなるじゃん?」
「誰とでも…何を?」
「やだなぁ、とうさん…わかんないの?」
パパの歌②
「ユチョン〜、ユチョナ〜♪」
ノックをしながら部屋に入る。
ラベンダー色のカーテンがきっちりと閉められた、薄暗い部屋。
ベッドの上の人塊…ユチョンだ。
こいつときたら、低血圧で朝が弱いのに夜更かしで、困ったもんだ。
けれど、それ以外は、几帳面だし、成績も良く、家の手伝いも、弟たちの面倒見も良い、とても良い子だ。
「ユチョン、そろそろ起きて」
「…×○%#」
まともに喋れてないが、どうやら女の子の名前を言ってるようだ。
「おいおい、誰と間違えてるんだ?俺だよ?」
「ぁあ、<$#か…」
…前言撤回。
こいつの寝起きといい勝負の悪い癖。
女グセが、なんとも言えず悪いのだ。
…ここは一つ、ビシッと説教をだな。
俺は意を決して、声をかけた。
「ユチョン、起きろ。話がある」
揺さぶりながら抱き起こすと、ユチョンは気怠げに目を開けた。
「…ぁ。おはよ…」
俺相手にも無駄にフェロモンを垂れ流し、ユチョンは答えた。
今日は父の日
父の日、何あげる?
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『パパの歌』
下書きに入れたつもりが、なんと予定投稿みたいになってるorz
下げようかと思ったけど、ありがたいことに…
いいねがついてる〜。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
本当にチョー不定期更新なのに、いつもお運びありがとうございますm(_ _)m
また書けたら上げます!よろしくお願いしますm(_ _)m
