一昨日から愛機のシルビアに触れてます♪
GW連休中なので、近所の皆様にオレのS14シルビアを「なんだこりゃ?」って感じで結構見られる(^_^;)
一昨日から今日までずっと同じ作業をやってるんですが~
車体のボディパネルの継ぎ目に施工されているコーキング剤を剥がしてる所です。
なんで剥がしてるかって?
普通の車にはボディパネルの継ぎ目の隙間から水や砂塵が室内やエンジンルーム等にコーキング処理されてるのが当たり前。
レーシングカー等の競技車両にはコーキング処理してない(もしくは出来ない)のが多かったり。
あっ、コーキングを剥がす理由は~
ボディ補強の下準備のためです。
例えば~
その①:スポット溶接箇所を増やす「スポット増し」
自動車の生産工場の場合、工程ライン内の作業時間の関係で車体のスポット溶接作業は必要最低限しか打ってません。
車体のボディパネルのスポット溶接の間隔を少なくさせるために、スポット増しを施すのも一つの手段。
スポット増しは結構時間と費用が掛かり、溶接作業は1ヶ所打つ毎に一定の時間を待って再び打つの繰り返しだし、しっかり塗装しないと溶接した所が錆びるというのも欠点。
フルスポット増しだと、ショップやレース屋にお願いすると数百万円掛かります( ̄□ ̄;)
続いての例
その②リベット補強
スポット増しを施す代わりに「リベットを打つ」補強です。
これはスポット増しより楽~
って程ではないww
スポット打ってる箇所の間にリベットを打つんだけど、とにかくリベットを打つための穴開けが面倒!!
リベットを打つ回数が多い程穴開けは必要だし、リベットを打つのもめっちゃ疲れる!!
それと、リベットの材質はステンレス製じゃないとダメ。
ステンレス製のリベットも地味に高い(^_^;)
続いての例がオレが考えてる補強の手段(^o^)
その③パネルボンド補強
下地処理の作業はスポット増しやリベット補強とほぼ一緒。
スポット補強やリベットを入れるのとは違い、ボディパネルの継ぎ目にパネルボンドを注入して補強するという作業なのです。
コレも重労働だけど、コレの方が比較的ラク♪
現在の作業進捗は~
室内はフロア面はほとんど剥がし終わり。
トランクはもうちょっと剥がす必要あり。
エンジンルームは…
ストラットアッパー周りは剥がしたけど…
他の箇所はエンジンを下ろしたり補機類を外さないと進みませーん∑(゚Д゚)
下地処理が終わるまで、あと数ヶ月掛かりそうだなー(´・ω・`)
物凄く地味な作業なので、ある意味拷問デス(;´Д`)
早く終わらせたいよーww