自分で考えて、決断し、行動できる子どもたちを育てたい | トーニョ・フットボール・アカデミーのブログ

トーニョ・フットボール・アカデミーのブログ

元FCバルセロナ、横浜Fマリノス監督のアントニオ・デラクルスが、日本で開校するサッカーアカデミー。
スペインサッカーの技術と戦術の勉強を通じ、世界で活躍するプレイヤーを育てます。

昨日もたくさんの方々にお集まりいただき、おとなのためのサッカークリニックを
開催しました。

終了後、恒例となりつつあるトーニョへの質問タイムでのお話。


「トーニョの教え方は、他のコーチと何が一番違うのか?」

という問いに対して答えたトーニョの言葉が非常に興味深かったです。



「自分が一番大切にしているのは、子供たちが常に自分で考えて、自分で決断して、自分で行動するように教えることです。

サッカーコーチは、最初に練習の方法を伝え、見本を見せて、子供たちにその通りに動くように指示し、間違った行動をしたときに注意を与えて直す…ということをしがちです。
しかしそれでは、練習の中で子供たち自身による気づきを得たり、自己決定をするチャンスが失われると考えます。

私の指導では、最初に練習の方法を伝え、見本を見せるまでは同じ。
そこから先、たとえその練習で子供たちが間違った行動をとったとしても注意はしません。

一旦練習を止めて、ワンステップ下のレベルの練習に切り替えて、そこから再スタート。
それができるようになったら、少しずつレベルを上げていきます



そうすることで、子供たちは自然とその練習の意図や目的、そして一番よい動き方を自分で考えて、容易に実践するようになります。
最終的には、私が正解を与えることなく、子供たちが自分たちでゴールにたどり着ける
わけです。」


トーニョは子供たちに、大声を張り上げて注意することは一切しません。
厳しい指導を与え、たとえそれで子供たちの間違った行動が収まったとしても、それは「怒られたくない」という恐怖心からきているものであり、自発的な行動ではない。


あくまで子供たちが自分の力で、自分なりの正解を得らやすいように手助けをすることこそが大切といつも言っています。