この秋のテレビドラマ | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・






十月になった。日本の民放テレビ各局が、その年の第4クールである秋のテレビドラマを開始する季節である。今年は、長い秋の夜にどんな物語と共に過ごせるのか、ご一緒に見てみよう。以下にご紹介するドラマの中には、すでに始まっている人気番組もあり、どれも期待できそうである。

私が恋愛できない理由「私が恋愛できない理由」は、フジテレビで毎週月曜夜9時に放送されている。人気モデルの香里奈が演じるのは、男性と縁がない会社員の藤井恵美。小悪魔的な性格で人気絶頂の吉高由里子が演じるのは、キャバクラに勤め、不倫の恋に夢中な小倉咲。AKBのメンバー大島優子が演じるのは、男性に従順な派遣社員の半沢真子。美しくて気立てもよい三人の女性たちは、同じ高校の先輩後輩で、恋愛のできない女性の典型例である。彼女たち三人は、真子の伯母が住んでいた一軒家を一緒に借り、男性を泊めたり、女子会の貯蓄に手をつけたり、彼氏ができたりしたら共同生活をやめるというルールを作る。同じ屋根の下で、彼女たちは励ましあい、時には衝突しながら、恋愛には不器用だがあきらめることはせず、幸福を追い求めている。恋愛することが困難な、恋愛氷河期と呼ばれる現代社会の中で、彼女たち三人が難題に直面したときに吐露する本心こそ、おそらく多くの現代女性たちの悩みの縮図と言えるだろう。


新・科捜研の女「新・科捜研の女」は、10月20日夜8時から放送が開始された。テレビ朝日が1999年から今年まで、12年間に10シリーズを放映し、高視聴率を誇っているドラマだ。主人公を演じる沢口靖子と、彼女と共に犯罪と戦う熱血刑事、土門薫を演じる内藤剛志は、演技派の俳優である。物語は京都府警を舞台とし、法医学研究員の榊マリコがDNA鑑定、画像分析などの高度な科学技術を駆使して、犯罪の真相をあばくために奮闘する姿や、視聴者を引き込むストーリーがこの作品の人気の秘密だ。


南極大陸10月16日(日)の夜9時から始まった、TBSの連続ドラマ「南極大陸」の第一回の視聴率が22%だったのは、テレビドラマ市場低迷の時代にあって、元気づけられるニュースだ。アジア全域で絶大な人気を誇るSMAPの木村拓哉の出演が、このすばらしい大作にさらに花を添えたのは間違いない。苦しい環境の中で重い犬ぞりを引くカラフト犬の話も、感動的な物語の一つである。













(C)Fuji Television Network. (C)tv asahi (C)Tokyo Broadcasting
System Television.Inc

2011秋ドラマ一覧 http://www.geocities.jp/b19790611/2011-fall.html