森の戦士ボノロン | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・

ご存知だろうか?我々が生活するこの世界のどこかの、巨大な木の下に、樹木の根がつながったタスムンという別世界があって、その樹木でいっぱいの森の世界に、私たちの森の戦士ボノロンが住んでいるのだ。オレンジ色のボノロンは、小さな目と大きな口を持っている。身体はとても大きいけれど、10年で1歳年をとるタスムンでは、彼はまだ9歳の子どもだ。まだ幼いが、ボノロンは正義感があり、とても信頼できる少年だ。ボノロンは大樹の根を通って我々の世界にやってきて、困ったり悲しんだりしている人々を助けたり、願い事が叶うように手伝ってくれたりする。ボノロンと一緒に不思議な旅に出てみたいと思ったら、それはとても簡単である。セブン銀行か、コンビニのセブン-イレブンへ行って、無料の絵本「森の戦士ボノロン」をもらってくればよいのだ。

「北斗の拳」の作者、原哲夫さんがプロデュースした絵本「森の戦士ボノロン」は、2005年6月から始まった。偶数月に100万部ずつ発行され、全国のセブン銀行やセブン-イレブンに置かれている。読みたい人は無料でもらうことができる。無料の絵本だが、たいへん丁寧に作られており、物語もみんなを夢中にさせる内容だ。絵本には広告などがまったく載っておらず、きちんと作られたすばらしい絵本作品となっている。非常に読みごたえのある絵本なので、たくさんの子どもたちが大ファンになっているのだ。

偶数月の15日には、子どもが多い地域の近くの店舗では、「森の戦士ボノロン」は大人気で、遅れて行くとなくなってしまう。また、「森の戦士ボノロン」が好きなのは子どもたちだけではなく、大人の間でもこの絵本への評価は高い。子どもに絵本を読み聞かせると同時に、自分と子どもの距離を近づけることもできる。子どもたちがいろいろ質問するので、親が子どもの考え方を知るのにも役立つ。この小さな絵本が、親と子どもの間を結ぶ架け橋になっているのである。

この絵本が大成功を収め、品質も変わらないのは、製作している人たちの努力の成果でもあるが、賛助企業であるセブン銀行の大きなサポートとも切り離せない。セブン銀行は絵本の製作を自社のCSR(企業の社会的責任)の重要な一環としており、全力で取り組んでいるのだ。小さな絵本が拡げるコミュニケーションは無限である。みなさんもちょっと読んでみたくなったのではないだろうか。次回発行月の15日は、是非逃さないように!

森の戦士ボノロン http://blog.goo.ne.jp/bonolonnews/c/6bc938b51ff9b4f8545c4ea8c751c0ab