クラシックカーフェスタ開催 | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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東京に暮らす中国人が見た、リアルタイムのこの国のすべて・・・

11月28日、トヨタ自動車は東京の神宮外苑聖徳記念絵画館前で、華麗な「トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑」を開催した。

1989年に愛知県長久町に開館したトヨタ博物館では、トヨタが発売したすべての自動車を展示しているだけでなく、19世紀から20世紀までの世界各地のクラシックカーを見ることができる。同館は自動車文化を普及、宣伝することに力を入れており、より多くの人に自動車の歴史、製造工程、発展などについて理解を深めてもらおうと努めている。

東京に住む人々にもこれらの自動車を鑑賞してほしいということで、2007年からトヨタ博物館は、毎年都内で展示を行っており、今年で3回目になる。今回展示された車種は、「サンビーム」(イギリス・1922年)、ベンツ(ドイツ・1886年)、トヨタが2007年に発表した「i-REAL」などで、様々な年代の自動車が一ヶ所に展示されたことで、時の流れと科学の発展の速さを感慨深く振り返ることができる。長久町の館内勤務の学芸員による来場者への自動車の百年の歴史と機械原理の説明などもあった。

今回展示された自動車はトヨタ博物館の収蔵品だけではなく、一般の熱心な愛好家の参加もあり、個人から出品されたクラシックカーは約80台、最も遠い参加者はニュージーランドからであった。彼らは愛車を自分で運転し、一斉に東京の街に繰り出した。その光景は、思い浮かべるだけでもたいへん壮観である。午前10時に、黄金のいちょう並木の間を100台のクラシックカーが神宮外苑を出発し、国道246号を抜け、皇居と二重橋を過ぎた後、銀座の中央通りを南下して、再び246号に戻る。このルートを選んだのは、周囲に東京の有名な観光地があり、このルートを走ればより多くの人と楽しさを分かち合えるからである。

展示や解説、パレードの他、今回のイベントではスターのトークショーも行われ、若者たちの関心を引いていた。また、子供たちのためにも様々なプログラムも用意されていた。次回のクラシックカーフェスタには、是非ご家族そろって出かけてはいかがだろうか。

トヨタ博物館クラシックカーフェスタ in 神宮外苑   http://www.toyota.co.jp/Museum/data/h134_1.html