★あおりがま口(通しマチ)ポーチの作り方。 | がま口の作り方♪手縫いで作る初めてのがま口【手作り屋万莉】

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がま口作りが初めてでも大丈夫!がま口の口金と口金に合わせて作った型紙と分かりやすいレシピがセットになっているから綺麗ながま口が作れます。


 ★あおりがま口(通しマチ)ポーチの作り方。

こんにちは。万莉です。


4月に無料型紙付きの口金イベント販売をするに先駆けて、レシピを公開いたします。今回は底板のない「通しマチ」の作り方です。

底板付きのあおりがま口バックの作り方は、こちらにあります。


①ボディ表布2枚、ボディ内布2枚
外ポケット表布2枚、外ポケット内布2枚
マチ表布2枚、マチ内布2枚
を用意します。

表布には接着芯を貼ります。



②外ポケットの表布と内布を中表にし、上部を縫い合わせます。


③外表になる様にひっくり返します。


ふちにステッチをかけておきます。
任意です。


④ポケットをボディ表布の上に置いて縫い付けます。

この時、出来上がり線よりも外側でミシンをかけます。


⑤ボディ表布に中表の状態で、マチをぐるりと縫い付けます。


⑥両側のボディにマチをつけて袋状になったら、表袋のみひっくり返し外表にします。
(内布の袋はそのままです)


⑦内袋の外側から表袋を被せます。


⑧表袋と内袋を重ねる。
両脇の縫い代を内側に折り込みます。



⑨折り込んだ縫い代を手でまつり縫いします。



⑩開き口の部分をミシンで縫いふさぎます。

この時、口金の中に隠れる部分を縫います。


⑪持ち手を付けます。
(ミシン不使用ならが、口金装着後に付けてももいいです)



⑫口金のボンドを満遍なく塗ります。



⑬目打ちや工具を使って口金にボディを入れます。

この時金具の天井にボディを押し込むように入れます。



⑭紙ひもを差し込みます。

紙ひもは奥ではなく手前の見えない位置に入れます。



⑮ペンチで口金の角をカシメます。

クッション付きでない場合は当て布をしてください。
内側にペンチを倒すようにして金属を潰します。



⑯口を閉じないでボンドが乾くのを待ちます。



⑰完全にボンドが乾いたら口を閉じて完成です。

★補足★

⑮と⑯ですが、最初のうちは逆にしておく方が良いでしょう。


順番としては⑮→⑯なのに変わりはないのですが、カシメ(金具を潰す)前ならば、気に入らなければ口金を外してやり直しが可能です。

カシメをせずに1日放置して、口金を閉じてバランスを見て納得が出来なければ、その時点で⑫からやり直します。

口金を潰すのは、全ての工程が終わって納得ができた後でよいです。



お知らせ。
4月1日からネットプリントでダイソー用の型紙を再配信いたします。