★通帳ケースの型紙を短くしたら「ペンケース(眼鏡ケース)」の型紙になりますか? | がま口の作り方♪手縫いで作る初めてのがま口【手作り屋万莉】

がま口の作り方♪手縫いで作る初めてのがま口【手作り屋万莉】

がま口作りが初めてでも大丈夫!がま口の口金と口金に合わせて作った型紙と分かりやすいレシピがセットになっているから綺麗ながま口が作れます。


★通帳ケースの型紙を短くしたら「ペンケース(眼鏡ケース)」の型紙になりますか?

こんにちは。

久しぶりに、お客様からのご質問にお答えします!

今日の質問はこちらです。

「メガネケースは通帳の型紙を短くして作っておられるのですよね?」


原文です。

さて、通帳ケースとはこちらです。


そして、下がペンケースです。どちらも16.5センチ幅の同じ口金を使っています。

形もよく似ていますね。



そして、下が通帳ケースの型紙です。



そして、ペンペースの型紙。赤い丸と矢印の部分にご注目ください。



斜めになっている角度がちがいますね。

この角度が大きければ大きいほど、がま口の口は大きく開きます。

上の2つの例の場合は、ペンケースの方がより大きく口が開く設計になっています。

外側に布が広がると、口金にはめた後にサイドが三角に出っ張るシルエットになります。

90度に近い方が直線的なシルエットになります。90度ちょうど(口金と同じ角度)だと、開きも形もタイトになります。

通帳ケースを短くすれば眼鏡ケースができますか?という意味ならば、答えは、「できます」でいいと思います。眼鏡ケースは「メガネが収納できればいい」からです。




しかし、「通帳ケースの型紙を短くしたらペンケース(眼鏡ケース)の型紙になりますか?」と聞かれたら、「まったく別のものです。」とお答えします。
なぜなら、眼鏡ケースの方が大きく開いた方がいいと思って、そのように設計して型紙を作り直したからです。




型紙のどの部分を変えると、完成品がどう変わるのか、実際に作ってみてください。

薄いものを入れるのを想定した「通帳ケース」と幅のあるものを収納する「ペンケース(眼鏡ケース)」

同じ形の角型型紙を作り比べてみると、きっと型紙制作の勉強になると思います。