昨日は上戸町春日神社の例祭を斎行いたしました。
合わせて境内社住吉神社の例祭を斎行いたしました。
今日は総代さんの子供さんもご一緒にご参列でした。
神徒総代として神社をお護りいただく組織があり、丁寧にお祭りの準備やご奉仕をいただいております。
ありがたい限りです。
地域の神社は地域の氏子によって守られております。
祭りは人をつなげ、歴史を紡いでいきます。
目に見えぬ神に向かいて恥じざるは人の心の誠なりけり
明治天皇御製
日本人の心、信仰の真髄が表されています。
神さまはいない!?、神さまに呼ばれている!?、など現代社会において神様の理解と距離感を失った人たちをよく見かけます。
子供たちにお話しする時によくする質問で
「神様を信じますか?」
「神様を見たことありますか?」
続いての説明に
「自然の力や先祖とは信じる信じないの存在ですか?」
「先祖は見たことないからいなかった?」
今を生きる私たちが生命をつなぎ生かされる恩に感謝し、自然の力や遠い祖先に、畏敬の念を持って神様の名前を当て祀ったのが神道の神々です。
畏敬の念があるから初めて信仰が成り立ちます。
畏敬の念が分からない=人の驕り
この考えがある限りこの距離感は埋まらないのかもしれません。
当然、人間社会においても他者を慮ることができない行動を起こすわけで。
誠の心を大切にしたいものです。
町内各社の秋祭りが続きます。
今年も地域が穏やかに過ごせましたことへの感謝と変わらずの平穏を祈念いたしました。