てじからおのブログ

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岐阜県各務原市那加に鎮座する手力雄神社のブログです。
http://www.tezikarao.org

気ままに書いてますので不定期・時差あり。
細々と奉仕神社や祭、神道のことなどつづります

令和8年観月会奉納行事のご案内




 

マルシェ

今回は雨天にて中止となりました。

エントリーいただきました皆様ありがとうございます。



書道パフォーマンス

田中美琉 書道アーティスト

舞殿にて奉納いただきます。

恒例の書道パフォーマンスです。

「清風明月」秋らしい様子を表します。

笙の音色をバックミュージックにして力強い字が揮毫されます。


 

管絃 平調


五常楽急(ごしょうらくのきゅう)
五常楽は、中国唐代の宴楽に由来する曲で、仁・義・礼・智・信の「五常」を音楽化したものと伝えられています。

日本の古楽書『教訓抄』には、唐の太宗(7世紀)が作ったと記され、平安時代に雅楽寮へ伝来したと伝わります。
本来は舞楽で「序・破・急」と複数の楽章を持つ組曲で、管絃では軽快で華やかな平調の代表曲として広く演奏されます。



皇麞急(おうじょうのきゅう)
「皇麞」は平調で、四箇之大曲(しかのたいきょく)の一つとされ、
古くは序・破・急から成る舞楽があったとされますが、舞楽は廃絶し、現在明治撰定譜には管絃として急の楽章(早四拍子)のみが伝えられています。
黄麞谷という中国の地名を指し唐の中宗の時代に黄麞谷で戦死した将軍王孝傑の忠義ぶりをたたえてこの曲が作られたと伝えられる曲です。


管絃 盤渉調

竹林楽(ちくりんらく)
『教訓抄』には、「古老物語に、大国の葬送にはこの曲を奏する、とのこと。

このため、吉時に用いるべきではない。しかし、吉といわず用いない。」とあります。
盤渉調が葬送の曲と言われる所以です。

 

蘇莫者破(そまくしゃのは)
蘇莫者(蘇莫遮)は、舞楽では聖徳太子と山の神の物語が見られる楽曲です。
管絃では、只拍子でテンポの速い曲でもあり盤渉調の深みと情緒を象徴する曲として位置づけられています。
テンポの速さ、細かい技法、絃の難しさなど演奏も特徴のある曲です。



朗詠 一聲(ろうえい いっせい)
歌物(朗詠)/声楽+管絃
朗詠は、漢詩に節をつけて歌う平安貴族の声楽芸能で、催馬楽と並ぶ「歌物」の一種です。
一聲(いっせい)は朗詠の基本的な節で、冒頭を独唱し、続いて斉唱する形式をとります。

三句それぞれ特徴があり急な音階の変化がある二の句は「二の句が継げない」の言葉が残る通り表現が難しいです。
平安時代の宮廷では、漢詩・和歌・管絃を一体の教養として楽しむ「詩歌管絃」が盛んで朗詠はその中心的存在でした。
日本の音楽は声楽が中心であったため先人たちの風土を感じ取ることができます。


舞楽(祭祀舞・左方・右方)


豊栄舞(とよさかのまい)
祭祀舞
豊栄舞は、五穀豊穣・国家の繁栄を祈る舞として神前に奉納される舞です。
神社本庁で制定された祭祀舞は、神前で舞うことを定めています。
全国神社で継承され、神事の始まりを清める舞として重要な役割を担っています。


振鉾三節(えんぶのさんせつ)
振鉾は、舞楽会の始まりに鉾を振って場を清める舞です。

三つの楽章(節)から成るため「三節」と呼ばれます。
一節は龍笛、二節は高麗笛、三節は龍笛、高麗笛の両方で演奏されます。



春鶯囀(しゅんのうでん)
舞楽・左方舞(唐楽)
曲名は「春の鶯のさえずり」を意味し、春の生命力と自然の美を象徴する舞楽です。
左方の平舞として、優雅で柔らかな所作が特徴です。
一具は演奏が長く、今回は遊声、序、
颯踏、入破が演奏されます。


八仙(はっせん)
舞楽・右方舞(高麗楽)
高麗壱越調に属しますが、崑崙八仙(こんろんはっせん)とも称されもとは渤海系の楽舞とされます。

一説には鶴の一群が大空に飛びかう姿を舞にしたとも伝わります。
作法と違い右方は高麗笛、篳篥、太鼓、鉦鼓、三鼓と楽器編成が変わります。
舞の中では舞人が手を取り合って和になる型などあり非常にユニークな舞です。


長慶子(ちょうげいし)
長慶子は、雅楽の「終曲」を象徴する代表曲で、儀礼や演奏会の締めに必ず演奏されます。
軽快で明るい旋律を持ち、舞楽・管絃の双方で用いられる、雅楽の中でも最も広く親しまれている締めの曲です。