昔から好きで結構レコードを持っていたイタリアの音楽家、ファブリツィオ・デ・アンドレ【Fabrizio De Andre】のアルバム『地中海の道程』【Creuza De Ma】から。地中海に浮かぶ島のバザールに迷い込んだような感じがする、素敵なタイトル曲から始めよう。
ピンク・フロイドのキーボード奏者、リチャード・ライト【Richard Wright】が1978年にリリースしたファースト・ソロ・アルバム『Wet Dream』(タイトル通り、全編から漂う無自覚な官能が…)から『Against The Odds』(ギターを弾いてるのはフロイドのツアー・ギタリストだったスノーウィー・ホワイト)。所謂プログレの、ニッチな音楽。何故だかこのアルバムも昔から好きだった。
⏹️re-mix盤のカヴァーも夏っぽいのでUPしておこ。
🎨アートも涼しげなものを。アンドリュー・バード【Andrew Bird】の作品。
🎨雰囲気を変えるね。イギリスのコーラスグループ、ブレイクアウェイズやザ・レディバードで活躍した(70年代にはザ・ニューシーカーズの大ヒット曲『愛するハーモニー』のコーラスアレンジを手掛けた)バーバラ・ムーア【Barbara Moore】が Voices In Latin名義で1968年にリリースしたアルバム『Something Cool』から涼しげなスキャット曲『Sara』を。
「太陽の下」繋がりで。アンナ・カリーナ、ジャン=クロード・ブリアリ、セルジュ・ゲンスブール、マリアンヌ・フェイスフルが出演した、1966年のフランス初のカラーTV映画『アンナ』【Anna】から。劇中、黒ぶちメガネのコケティッシュなアンナ・カリーナが開放感いっぱいに歌うゲンスブールの曲『太陽の真下で』【Sous le Soleil Exactement】。
ピエロ・ピッチオーニ【Piero Piccioni】のボッサな曲【North Pole Penguin】。
フランチェスコ・デ・マージ【Francesco De Masi】の、スタイリッシュを極めた『ダイアモンド・ボサノヴァ』【Diamond Bossa Nova】。
🎨リゾート感たっぷりの、サマンサ・フレンチ【Samantha French】の絵を。
日本のトロヴァヨーリかウミリアーニか。イタリアのB級映画の音楽に影響を受けたかのような、映画『爆走』のために書かれた曲。浜口庫之助が作曲した日本のイージー・テンポなオリジナル・ボサノヴァ『Driving Love』は沢田駿吾クィンテットのアレンジと演奏。因みにコーラスは浜口庫之助自身と、日本のスキャット&シャバダバの女王、伊集加代子。うん、これはまさにCool Japan !
『South Of The Border』。DJや評論家にとっては今更なのか、古典過ぎるのか、あまり取り上げなくなってるような気がするけど。まぁ、僕にはそんなことはどーだっていい。アレンジは全曲、坂本龍一。バックはギターに鈴木茂、松原正樹。ベースに細野晴臣、高橋ゲタ夫。ドラムに高橋ユキヒロ、林立夫。キーボード(基本フェンダーローズ)に坂本龍一。パーカッションに浜口茂外也、斉藤ノブ、ペッカーと超豪華。曲は『夏の女優』(作詞は来生えつこ)、『プールサイド』(同じく作詞は来生えつこ)、『朝焼けにダンス』(作詞は松本隆)、『日付変更線』(作詞は松任谷由実。バックコーラスは大貫妙子)を。