No.517 『5年目のアデュー・ロマンティーク~僕、という病~』。 | 『アデュー・ロマンティーク』~恋とか、音楽とか、映画とか、アートとか、LIFEとか~

『アデュー・ロマンティーク』~恋とか、音楽とか、映画とか、アートとか、LIFEとか~

僕が過去と現在、ロマンティークと感じた(これから感じることも)恋や音楽、映画、アートのいろいろなことを書いていきます。

こんにちは。アデュー・ロマンティーク。

 

前回の記事『過剰なるもの』のエピローグで書いたように。僕のブログがだんだん過剰になってきていることを踏まえ、僕なりの反省を加えた上で今回からブログをコンパクトにシェイプアップしようと思う。まぁ、今年から音楽バーの形式に変えたばかりだけどえー?。結局、セレクトする音楽の曲数や画像の数を少なくして、記事自体の長さを少しでも短くするためには「音楽バー」という形式を止める必要があるということ(音楽バーのイメージに引っ張られてしまって、どうしてもUPする曲数が増えてしまうんだ笑い泣き)。

 

UPする曲数は多くてもアルバム1枚分くらいの12~20曲程度に(今までは多い時には40曲以上UPしていた)。画像は秒で見ていけるから限定しないけど、画像を数多くUPする時は音楽は数曲だけにするとか。漠然とだけど頭の中でルールを決めておこうと思っている。とにかく。僕のブログは今一度、初心に還り、もともとのテーマであり、コンセプトでもあるアデュー・ロマンティーク【Adieu Romantique】にしっかりと戻ることにするね。さて、どうなることやらうーん

 

               Adieu Romantique No.517

                5年目のアデュー・ロマンティーク  

                     『僕、という病』

               

心機一転な訳だけど。どんな風に進めればいいのか、とにかく手探り状態だうーん

 

取り敢えず、今回のタイトルは『5年目のアデュー・ロマンティーク~僕、という病』に。またまた、(よくある本のタイトルを引用したような)大袈裟でもったいぶったようなタイトルを付けたもんだ。だいたいこういう記事を書き、こういうタイトルを付ける性格自体が、ほんと面倒臭い「僕、という病」なのだと思うえーん

 

気付けば、僕のブログは今年で5年目。そして517回目に当たる今回の記事は、初心に還るという意味を込めて、僕のプロフィール紹介をすることに決めた。

 

今更過ぎるし、そんなに大したことじゃないんだけど。僕に対する警戒心(笑)を少しでも解いてもらえればと思いつつ。僕自身も今一度、自分のブログを見直し、いつも書いている記事から視点を変えることでまた何か新しい気付きが生まれるかも知れないと思ったりうーん

 

それじゃぁ、という訳で。普通にプロフィール紹介をしても面白くも何ともないので、僕自身が僕自身に質問を投げかけて、僕自身がその質問に答えるという(とても自分勝手な)形でさっそく始めようもぐもぐ

 

【どうしてブログを始めようと思ったの?】

聞き方が優しいよねにやり。当時、自分がずーっと好きだった音楽やアートや映画や本のことを、会社でもプライベートでも話せる機会が少なくなってきて楽しくなかった。特に会社関係の集団で呑みに行くと、ゴルフやサッカー、野球、釣りの話はOKなのに(そういった話も嫌いじゃないけれど)、例えばカバディの話や「ツイスターゲーム」の話は誰もしないし(僕もしないけどぶー)、音楽やアートや映画や本のことを(ほんの一部の友人を除いて)ほとんど誰とも話さなくなり、自分の感覚がおかしくなりそうだったから。

それから。音楽やアートや映画や本などに関わる、過去に「確かに存在した」素晴らしい人やモノ、コトが時代の流れと共に忘れ去られてしまうんじゃないか、という危惧が僕の中にあって。「過去にこんな素晴らしいものがありました」程度にそういったものを僕なりのやり方で提示したいと思ったということもある。

 

【ハンドルネームとその由来は?】

bunsho-san。本名が「文章」で、それを「文章さん」とするためにsanを付けてしまった。なのでコメントをいただくときにbunsho-sanさんになってしまうことがあってえー?(すべて自分の責任です。ごめんなさい)。「これはしまった」と思いながら、途中で変更することもなくそのまま放置してしまっているぼけー

 

【ブログのタイトルを】

『アデュー・ロマンティーク』~恋とか、音楽とか、映画とか、アートとか、LIFEとか~

 

【ブログのコンセプトは何?】

過去から現在に至るまで。僕の好奇心を擽り、僕がロマンティークと感じた(これから感じることも)恋や音楽、映画、アートに関する、さまざまなことに対する想いを書くために。そう例えば、子供の頃に好きだった漫画『天才バカボン』のことや手塚治虫のこと。南沙織や落語家の桂枝雀『巨泉、前武のゲバゲバ90分』、映画『小さなメロディ』のこと。その他、細野晴臣エリック・サティセルジュ・ゲンスブールのことやジャン=リュック・ゴダールエゴン・シーレシュルレアリスムシュプレマティスムのことまでを同じ熱量をもって同一線上で語れるように。また、それらを雑誌のようにPOPに編集し、愛を込めて紹介したいと思った。そう。「情熱的、且つクールで軽やかに」というイメージで。

 

【第1回目の記事はどんな感じだったの?】

第1回目のブログは2018年9月3日にUPした。その第1回目のタイトルは『秋に聴きたい音楽について語るときに僕の語ること』。これはアメリカの短編小説家レイモンド・カーヴァーの著作『愛について語るときに我々の語ること』訳した村上春樹が、カーヴァーのこのタイトルを引用して自身のエッセイに付けた『走ることについて語るときに僕の語ること』を、さらに思いきりよく僕が引用させてもらったという訳だ(ややこしいなぁえー?)。

 

その第1回目の記事はこんな風に始まる。

 

はじめまして。初めてのブログです。かなり緊張しています( ̄▽ ̄) このブログのタイトルは『アデュー・ロマンティーク【adieu romantique】』と言います。仏語です(仏教用語ではありません)。意味としては「さらば、ロマンティックよ」くらいの感じ。過去から現在に至るまでに僕が出会った恋とか、音楽とか、映画とか、アートとか、本とか、写真とか、ファッションとか、ユーモアとか、女の子たちのこととか、ライフとか、僕が愛して止まない数々の個人的なロマンティークなモノや、コト、匂いや感触、或いは過ぎてしまったロマンティークな時間への逆説的なオマージュです。ちょっと洒落てませんか?この先、そんな数々の個人的なロマンティークにお付き合いいただければ幸いです、と。

 

初々しいよね(もちろん。自画自賛だけど)。

 

【ブログを書く時に気をつけていることは?】

🔴自分の嗜好や志向に沿ってのみ書くこと。🔴興味がないことや、嫌いなものについては書かない(それを好きな人もいるし、わざわざ興味がないことや嫌いなものについて書く時間や労力がもったいないので)🔴単なる情報の羅列にならないように、自分視点での想いを入れて書くこと。つまり、いつも僕にしか書けないブログにしようと思って悪戦苦闘している。🔴読んでくれている誰かを傷つけることがないように書いているつもり。🔴知らないことを知ったかぶりしない。🔴(完全には無理だけど)極力、思い込みによる間違った情報を出さないことと(思い込みは間違いの元なんだな)、誤字脱字に気を付けること。そう。気付いたらUPしてからでも密かに訂正している。

 

【あなたなりのブログの書き方は?】

まず。自分がハッとするような言葉や考えが浮かんだり、見つけた時は日常的にそれを書き留めておくようにしている(ブログとは関係なく若い頃からずーっとそうしてきた)何が書きたいのか自分自身と相談しながらテーマを漠然といくつか考える。それに沿って、いくつかのタイトルを考える。いいなと思うタイトルができれば、その記事はもう半分くらい完成したようなもの。後はそのタイトルに引っ張られるようにイメージを膨らませて書き始める。音楽やビジュアルを選び、だいたいの形が出来上がったら、全体の流れや文章のリズムを整えていくという具合。多いときは3つくらいの記事を同時に書いていくことも。こうして書くと大変そうだけど、基本的に書くことが好きで、音楽やアートや映画が大好きだから、時に迷走しながらでも何とか517回の記事まで辿り着くことができた。

 

【あなたの性格はどんな感じ?】

サービス精神旺盛。目立ちたがり屋。へそ曲がり。冷静なフリしておっちょこちょい。欲張り(あれもこれもというような、てんこ盛りのブログ内容で分かってもらえるだろうか)。ひとりでいることが好きなくせに寂しがりだったり、のんびり屋のくせにイラチだったり。好きなことでは負けん気が強く、そうでないことで負けてもまったく関知しない(基本的に人生は「勝ち」と「負け」で構成されているとはまったく思わない)人から命令されたり、指示されるのが大嫌い。逆に人に命令したり、指示するのも同じように大嫌い、など。そのような性格が時としていい状況をつくることがあったり、逆にそのせいで窮地に陥ることも。結局、「私の性格はこうです」ってわざわざ書かなくても、ブログって、ずっと読んでいるとその人自身の性格や人間性が何となく滲み出してくるから面白いと思う。

 

【どんなスポーツをしてた?】

小学生の時から中学にかけて🏃‍♂️(短距離)を。あとは大学時代にずっと 🏄️ を。社会人になってから2年間ほど🥊をやっていた(結局、すべてが中途半端なのだけどね)。まぁ基本的には。見る分には拘りはないけど、やるのなら単独のスポーツの方が好きなんだと思う(つまり、協調性がないということだねイヒ)

 

今は…恥ずかしいけど。そう。小学校の時からずっと好きだった縄跳びを夜遅く一人で跳んでいる、というような。やっぱり協調性がない変なオッサンになっちまってるよえー?

 

【書くことは好きなの?】

高校時代に架空のロック・バンド事典を書き溜めていた(キャー!恥ずかしぃー)。それから詩を書く真似事をしたり。大学を卒業し、アパレル会社で働いてたけど突然、学生時代からずっと憧れていた(特に仲畑貴志に)コピーライターになりたくて、何社かの面接を受け、それまで何の経験もなかったくせに大手の広告制作会社に入れてしまい、大手クライアントの、まぁまぁいい仕事をさせてもらっていた(今はもう違う仕事をしているけどね)

 

当時の広告制作の仕事は労働時間の制約などまったくなく、2日間の徹夜をした後、3日目の午前2時まで働いたことも。コピー・ライティングに関しては、ディレクターから「きみのコピーは切れない包丁でノコギリのように「ごしごし」無理やり切ってるような感じだね。と言われる始末。だけど才能がない割には、ブログのタイトルにやたら拘ったり、文字校正をしてしまうのはその時の名残りだと思うな。

 

【(自画自賛でしかないけど)過去の記事に付けたタイトルで好きなのは、ある?】


🖋️ロマンティーク(以後省略)No.0029 世界の音楽。北から聴くか、南から聴くか、赤道から聴くか?


🖋️No.0034 ボンジュール!おフランスのポップス三昧ざんす。


🖋️No.0056 『死』と接吻を交わし、『退屈』と寝た男。アンディ・ウォーホル。


🖋️No.0101 『秩序』と『混沌』。『欠落』と『過剰』が蠢く、草間彌生という永久運動。


🖋️No.0114 ジョンとメリーのように。知らない男女が同じベッドで目覚めた朝に聴きたい音楽。


🖋️No.0129 クリムトとシーレ。それぞれの『ヰタ・セクスアリス』。


🖋️No.0175  Blow Up! スウィンギング・ロンドンしなけりゃ意味ないね。


🖋️No.0185  POP SONGの魔法を信じるかい?


🖋️No.0189  右斜め45度方向から聴くJAZZ。


🖋️No.0209 シュルレアリスム群島航海記。 北緯エルンスト、南緯ダリの方角へ。


🖋️No.0214  胡桃の中に幽閉された、球体関節少女人形たち。


意外とたくさんあるな。まぁ、いずれにしても自画自賛だけど。

 

【至福の時間は?】

若い頃はそうでもなかったけど。いつの頃からひとりで動物園に行ったり、映画を観たり、美術館に行ったり。街をうろうろして気が向くまま本屋さんやレコードショップ、cafeや音楽バーに行くこと。そしてそこでボーッと過ごす時間が好き。もちろん。大好きな人と二人でなら、同じように素敵な時間を過ごすことができる。

 

【「どこでもドア」があったら何処へ行って、何をする?】

🔴1910~20年代のパリに行ってセルゲイ・ディアギレフが率いた「バレエ・リュス」【Ballets Russes】の公演を観まくる。

※1917年のプログラム『パラード』【Parade】の、ピカソによる舞台装飾(舞台衣装も)。この舞台は是非、観てみたい。詩人のジャン・コクトーが台本を書き、エリック・サティが音楽を担当。振り付けはレオニード・マシーン。もちろん、ヴァーツラフ・ニジンスキータマラ・カルサヴィナの舞台も観てみたいし、当時のパリの大スターたち、ピカソコクトーアンドレ・ブルトンらとの2ショット写真をスマホで撮ってもらいたい。もちろんシャッターを押すのはマン・レイにお願いして。

 

他にも🔴1960年代の「イエ・イエ」のパリを満喫する。🔴1960年代の「スウィンギング・ロンドン」を満喫する。🔴1960年代のニューヨークで。アンディ・ウォーホルファクトリーに入り浸る。🔴1967年のサンフランシスコに行ってロックのLIVEをハシゴしながらサイケデリック体験をする。🔴1960年代後半の東京に行ってアングラ・カルチャー三昧するなど。う~ん。やっぱり、欲張りだな。

 

【今までに見た夢で印象的なのは?】

zzz仔犬と真剣に交際し、正式に結婚する夢。zzz奈良美智のTシャツを着て韓国旅行に行き、韓国の人にそのTシャツが絶賛され、僕自身も特別待遇を受ける夢(奈良美智さまさまだなもぐもぐ)zzz鮮やかな玉虫になって普通の人間の暮らしを営む夢(カフカか)zzz(すでに40歳代だったのに)親戚の叔母さんにお小遣いを貰い、「お母さんには黙っときや」と言われる夢(朝、起きてもほんとうにお小遣いを貰ったような気になったほどリアルだった)zzzファッションモールの中に家があって。ある日、その場所が分からなくなり、家に帰れなくなる夢。zzzサーフボードでパドリングしながら鮭の産卵のように川を遡上する夢。zzz一時期は動物に追いかけられる夢(何故だかヒグマかトラ限定)や、(大人だったのに)学校に遅刻しそうになり、いくら焦ってもまったく支度が進まない夢をよく見た(多分、時間に追いかけられていたんだろう)

 

【苦手なモノはなぁーに?】

ショック昔ながらの洋食屋さんで銀色の皿に乗ったハンバーグやカツレツを食べた後、残ったコーンをひと粒ひと粒、フォークで掬い上げる時、ツルツルの鉄の表面に、尖ったフォークの先が接触する、あの感覚。その感じ。ショック高い場所は苦手。いろんな妄想が溢れ出てくるので怖くて仕方がない。ショックぜんぜん面白くない話(あくまでも僕の主観だけど)を大量の言葉数で延々と話してくる人。そして、その話を聞いている、永遠とも思えるような長い時間と、その時の実体のないような空気感がとても苦手。

 

【好きな動物の、好きなところは?】

ハイイログマ(別名:グリズリーベア)のプリプリした巨大なお尻。優しそうな顔して狂暴なホッキョクグマシンリンオオカミの統制の撮れた狩り。それは協調性のない僕の憧れ。チベットスナギツネ「すんっ」とした目。ハダカデバネズミの、まるでUMAのような、何度見ても脱力してしまうビジュアル。

※CMにも登場したチベットスナギツネのポートレイト。

 

【素手でギリ勝てると思う動物は?】

圧勝ではなく、完敗でもなく。ギリ勝てそうなのは、日本猿かなぁと思いつつうーん。さっきから人生は勝ち負けじゃないって言ってるしな。まぁ、どっちが勝っても負けても、戦ってしまったことに後悔しそうえーん。但し。僕が負けてしまった場合、その時、僕は死んでる訳だから後悔はできないけど。


【名刺交換の代わりにすることは?】

何だか予定調和のような質問だな。

 

僕のブログの第2回目の記事のタイトルは『3つ答えろ~フィリップ・マーロウを気取って』。このタイトルはレイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説『大いなる眠り』【The Big Sleep】ハワード・ホークスが1946年にハンフリー・ボガードローレン・バコールを主演に据えて映画化した傑作『3つ数えろ』を引用させてもらい、こんな風な書き出しで始めた。

 

2回目の発信です。1回目ではアデュー・ロマンティーク【adieu romantique】と、秋に聴きたい音楽について書いたので、簡単な自己紹介を終えたという状況になると思います。普通ならばここで名刺を差し出す場面です。「名刺」とは働くすべての人にとって必要なもの。特に仕事上のコミュニケの導入部として「私とはこういう立場にある者です。怪しい物ではありません」と伝えるための便利なツールだと思います。だけども。「名刺」はその人の仕事や立場を表すだけで、その人自身を、その人のパーソナルな部分を表現してくれる訳ではありません。「名刺」ではその人のことは何も分からない、伝わらないということで、仕事関係以外の場所で初めての人と知り合った場合、僕は常々、「名刺」代わりにという言葉を添えて、好きな音楽を三つ伝えるように心がけている。すると当然、相手も好きな音楽を三つ返してくれる。その三つはお互いにできるだけ振り幅が広い方が面白いし、よりその人との深い部分を伝え合えるのではないかと思う。例えば、とあるバーで。僕は隣に座っている誰かと言葉を交わす。その相手はできれば謎めいた、とびっきりの美女であってほしい。軽い挨拶を交わした後、僕は僕の好きな音楽を三つ伝える。

 

そういうことで。

 

【君の好きなアルバムを3つ答えろ】

いきなり偉そうだぞえー?。好きなものは、その時の気分で日々変わるので。取り敢えず今日、

好きなアルバム3つと、その音楽を。

 

※ドイツのヨルグ・フォラートのソロ・ユニット、Wonderの、1998年のエレクトロニカなアルバム。その中から『Lookout For Yourself』を。

 

 

※ドイツの音楽レーベル「ECM」から1988年に制作・リリースされたハイナー・ゲッペルス【Heiner Geobbels】と、ハイナー・ミューラー【Heiner Müller】のテクストにより制作されたアルバム『Der Mann Im Fahrstuhl』〈ECM1369〉からアート・リンゼイが参加した曲『5minutes Too Early』を。アルバム全体はアヴァンギャルドなのに随所にブラジル音楽が埋め込まれていてとても刺激的。
 

 

山下達郎にも多大な影響を与えた、コーラス・ワークの魔術師カート・ベッチャーを中心に、リー・マローリーサンディ・サリスベリーらと共に1967年に結成したザ・ミレニウム【The Millennium】の唯一のオリジナル・アルバムであり歴史的傑作『Begin』から『I Just Want Be Your Friend』を。
 

 

【君の好きなアートを3つ答えろ】

同じく好きなものは、その時の気分で日々変わるので。取り敢えず今日、好きなアートを3つ。

 

あまりにも美しく、あまりにも官能的なギュスターヴ・モロー【Gustave Moreau】『サロメ』【Salome】。これは大定番だな。この作品を初めて観たのは、パリ9区(モンマルトルの丘とセーヌ川の間にある地区)にある、モローが1852年から暮らした家をそのまま使用し、デッサンを含め14,000点以上の作品を公開している「ギュスターヴ・モロー美術館」だった。因みに。シュルレアリスムの法王、アンドレ・ブルトン曰く「私は夜中にランプを持ってギュスターヴ・モロー美術館に忍び込むことを夢見ていた」と。トレビアン!

 
サイ・トゥオンブリー【Cy twonbly】(1928~2011)の1963年の作品『Leda And The Swan』。トゥオンブリーの生き生きとした筆致と色彩は僕の五感を震わせる、とても大切なロマンティーク。
 
※詳しい情報はないけど。女性アーティスト、Sara Hagaleの作品はどれもがゆるーく脱力した、小さな小さな世界。だけど。(僕の主観に過ぎないけれど)例えば1年かかって描き上げたような緻密な油彩の大作と彼女の作品は常に同列の感覚で捉えられ、同列の感覚で語られるべきだと思っている。
 
【君の好きな映画を3つ答えろ】

取り敢えず今日、好きな映画3つ。

 

フランシス・フォード・コッポラが撮り、1972年に公開されたシリーズ1作目『ゴッドファーザー』【The Godfather】。この映画は好きな人が多いよね。コルレオーネ・ファミリーを中心とした登場人物のひとりひとりのキャラクター、そしてその関係性、ファミリーの家族愛、暴力、光と影、ひとつのシーンは常に次のシーンのために撮られてるんじゃないかと、思わせてくれる重厚に折り重なり合い、蓄積されていくムードやニーノ・ロータのメランコリックな音楽に至るまで、すべてが映画的に完璧。そして僕にとってすべてがロマンティーク。3部作に新しい映像を加えて、時系列に編集されたTV放映用の『サーガ』もまた違うイメージで観ることができて、それはそれで面白過ぎ。

 音譜劇中、何度も流れる名曲『Waltz』を。


※グルジア生まれの映画作家セルゲイ・パラジャーノフ【Sergis Parajanov】が1969年に撮った作品『サヤト・ノヴァ』を再編集して1971年に公開された(日本では1991年に公開)『ざくろの色』【The Color Of Pomegranates】。画面の構図、鮮やかな色彩、不思議な音楽、すべてが僕の五感に刻印されてしまった。
その映像を少しだけ。何かの儀式に紛れ込んだような、不思議な感覚にクラクラする。
 


ジョージ・スティーヴンスが1936年に撮った、フレッド・アステアジンジャー・ロジャース主演によるミュージカル映画『有頂天時代』【Swing Time】から。アステアが醸し出す雰囲気、そして身のこなしは「ソフティスケート」という言葉がとてもよく似合う。ジンジャー・ロジャースと二人で軽やかにタップを踊るシーンもUPしておこう。
 

 

【君の好きな食べ物を3つ答えろ】

回転していないお寿司。とろとろの半熟卵でとじている親子丼。家の裏にあるお肉屋さんのコロッケ。逆に嫌いな食べ物はまったくと言っていいほど、ない。あと、ついでに言えばBeerが大好き(今はサントリーのプレモル派)。

 

【あなたにとって「僕、という病」とは?】

妄想過剰症であり、無意識過敏症かと。

 

【最後に。何か言いたいことは】

今後、ブログの記事をシェイプアップしようと思うけど、(自分感覚比で)クォリティは維持しようと思ってるので。よければこれからも僕のブログをヨロシクお願いします🙏。

 

それでは今回はこの辺で。

アデュー・ロマンティークニコ