ロマンティークNo.0208『70’s アイドル歌謡ナイト』in 妄想CLUB「ロマンチカ」。 | 『アデュー・ロマンティーク』~恋とか、音楽とか、映画とか、アートとか、LIFEとか~

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僕が過去と現在、ロマンティークと感じた(これから感じることも)恋や音楽、映画、アートのいろいろなことを書いていきます。

こんにちは。僕のブログ『アデュー・ロマンティーク』へ、ようこそ。

 
えらい変なタイトルになってしまったけれど。今回は、僕の妄想で運営しているCLUB『ロマンチカ』の、70年代のアイドル歌謡ナイト。つまりは昭和の匂いがプンプンする音楽を聴いていこうという架空DJパーティーなのだな(少々、気恥ずかしいけれど、そういうことにしておいてくださいほっこり)。
 
テーマが70年代アイドルのことなので、そのまま直球を投げても(TV番組でもよく特集されているので)、あまり面白いものにはならないと思っているので、微妙な変化球で勝負したい。当時のTOPアイドルは、なるべく大ヒット曲を外して、デビュー曲や小ヒットクラスの曲を。そして取り上げるアイドルも、そういう歌手いたよね、って思うギリギリのラインを選んでいきたい。
 
それから。70年代アイドルと謳っている割には、UPしたアイドルは女性の方が多い。僕自身が男なので当然と言えば当然だろう。70年代と言えば、まだまだ男女平等にはなっていない時代だし、アイドルにしたって、男は男らしく、女は女らしく、という時代だった訳で。だけど、そういったアイドルが人気の中心にいたけれど、そういった動きは70年代の中頃から徐々に変わり始めていたような気もするな。まぁ、自分が好きだった歌手、もしくは今、聴いても、いい歌だな、と思うものを中心に僕の主観だけで勝手にセレクトしてみた。
 
今回は特に。このアイドルより、こっちじゃないか、とか、このアイドルならこの曲だろう、という、人によってさまざまな想いがあるとは思うけれど、ここはひとつ、僕のセレクトに任せて欲しいな、と思っている。
 
年齢的に懐かしいと思う方もいると思うけれど、若い方でも、情報が溢れかえっている時代にあって、どこかで聴いたことがある音楽の可能性だってあるし。まぁ、70年代のアイドル全盛期にはそんなアイドルがいたんだ。意外といい歌を歌ってたんだな、と思ってもらえたら、それだけでも嬉しい(知ったところで、あまり自慢にはならないけどね)。
 
音譜そういうことで、ますオープニングは、とってもスレンダーで、お嬢様感が全開していた小林麻美のデビュー曲『初恋のメロディー』で幕を開けるね。因みにソング・ライディングは作詞:橋本淳、作曲:筒美京平の黄金コンビ。
 
音譜ツンデレの元祖なのかな。「可愛い」と「美人」の間を往き来した、伝説のアイドル、木之内みどりのセカンド・シングル『あした悪魔になあれ』。蛇足だが。元々、サディスティック・ミカ・バンド⇒サディスティックスのベーシストだった、後藤次利(当時の奥様は元シモンズの玉井タエ)と不倫し、当時、ロスでレコーディング中の後藤の元に逃避行。いっしょに帰国したかと思えば記者会見で「子供のできるようなことはしていません」とコメントして(女と少女の間を往き来していたのだな)、その後に結婚したが4年後に離婚。現在は竹中直人の奥様である。何よりだ。今の話。ちょっとパパラッチみたいになってるけれど、僕なりに木之内みどりの魅力を伝えるために書いてみたのだ。
 
音譜テレ朝系オーディション番組「あなたをスターに」の第2回グランドチャンピオン(1回目は山本由香利)に選ばれ、『少女期』でデビューした森田つぐみの3枚目シングル『恋して海岸通り』。
 
音譜女優としても活躍した栗田ひろみのデビュー曲『太陽のくちづけ』は、典型的なアイドル歌謡曲。因みに僕の好きな彼女の映画は、大島渚が撮ったデビュー作『夏の妹』と、それに続く『放課後』かな。
 
音譜最高に可愛いかった、アグネス・ラムの、最高に可愛いシングル曲『雨あがりのダウンタウン』のカヴァーと曲を。
 
 
音譜男性アイドルの最初は少々、ファンキーな感じもあった渋谷哲平の『Deep』。キレのあるダンスが、当時としてはなかなかカッコ良かったんだな。
 
音譜女の子のようなボーカルを聴かせてくれた、あいざき進也のデビュー曲『気になる17才』。男は男らしく、という価値観はこの辺りから崩れていったのだと思う。
 
と、この辺で歌謡史に燦然と輝くTOPアイドルたちの曲を流していこう。
 
音譜「スター誕生」でデビューした桜田淳子。当日は珍しいはずの、デビュー曲『天使も夢みる』のPVを。
 
音譜同じく「スター誕生」組の山口百恵のデビュー曲『としごろ』。後に歌謡界の女王になる百恵伝説はすべてここから始まったのである。
 
音譜超が付くTopアイドルは、曲もまた素晴らしいものが多い。そういう訳で、天地真理を2曲続けて。デビュー曲の『水色の恋』と『ふたりの日曜日』を。とにかく曲がいいので、天地真理は今でも、たまに聴いている。
 
 
音譜Topアイドル、南沙織のセカンド・シングル『潮風のメロディ』は作詞:有馬三恵子、作曲:筒美京平。南沙織は沖縄生まれで、アメリカン・スクールに通っていたので、英語がペラペラだったが、逆に日本語の歌を歌うときのニュアンスが独特で、そこが魅力でもあった。これも当時のPVなのかなぁ。但し、音はあまり良くない。
 
音譜郷ひろみも筒美京平に育てられたシンガーのひとり。そして。男は男らしく、という価値を最初に覆したのが、郷ひろみだったんじゃないかな。2枚目のシングル『小さな体験』。
 
音譜郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎という御三家に戦略的にぶつけられて沈没してしまった感じがする(よくは知らないけど)、可哀想なアイドル、葵テルヨシ。少々、男っぽい感じだけど、このデビュー曲『かんじる10代』は野口五郎的な歌い方をしている。(多分)器用な人だから、今では、有名芸能事務所の社長さんだ。
 
さぁ、後はNon Stopで続けていこう(Non Stopとちゃうちゅーねんぼけー)。
 
音譜『ひなげしの花』で鮮烈なデビューを果たしたアグネス・チャンの4枚目のシングル『小さな恋の物語』。
 
音譜アグネス・チャンに続けとばかりに、台湾からやって来たロウィナ・コルテスの『銀の指輪』。ルックスも可愛いのだが、とにかく歌がうまかった。
 
音譜松竹映画『青春の構図』の主題歌にもなった、岡田奈々の4枚目のシングル『青春の坂道』。その映画のシーンから。共演は加納竜、森田健作、早乙女愛。
 
音譜岡崎友紀主演のTVドラマ『おくさまは18歳』の、ソフトロックなテーマ曲。このドラマには、石立鉄男の他、女子高生のライバル役で松坂慶子も出演していた。
 
音譜山口いづみの『緑の季節』は、作詞:安井かずみ、作曲:鈴木邦彦によるナイスなアイドル歌謡。
 
音譜モデルもしていたハーフ・アイドル、松尾ジーナの『月影のメロディー』。作詞: 阿久悠、作曲:森田公一。
 
音譜今じゃ、TVドラマには欠かせない存在だけど、デビュー曲『純愛』の、片平なぎさの可憐な感じは、女性アイドルの中でも珍しかったんじゃないかのかな。
 
音譜ジャニーズ初期のグループだった、JJSこと(ジャニーズ)ジュニア・スペシャルの『ベルサイユのばら』。メンバーは板野、林、畠山の3人だった。
 
音譜ジャニーズ以外の男性アイドル・グループだったアンデルセンの『真夏の青春』。今ではジャニーズ以外の男性アイドルやグループは歌謡界で生き残ることができないので、ほとんど存在しないと思うが、70年代には結構、そういうソロ・アイドルやグループがいたのだ。デビュー曲は井上陽水の『ロンドン急行』のカヴァーだった。
 
音譜原田真二がアイドル歌謡とは一線を画していたのは、オリジナルの曲が書けたから。そして小室等、拓郎、陽水、泉谷が立ち上げたレコード会社「フォーライフ」からデビューしたことも。自身が作曲し、松本隆が詞を書いたデビュー曲『てぃーんずぶるーす』(アレンジは鈴木茂)。可愛いルックスだったけれど、音楽性は、ポール・マッカートニーの影響を受けた、とてもポップなものだった。
 
音譜後に相本久美子に名前を変えることになる、近藤久美子のデビュー曲『小さな抵抗』。
 
音譜どこにでもいそうだけど、近くには絶対にいない、手が届きそうだけど、絶対に届かない。そんなアイドル、手塚さとみの『パジャマSong』。
 
音譜キャンディーズの妹分としてデビューしたトライアングルのセカンド・シングル曲『Oのメルヘン』。メンバーはミッチ、マミ、クーコであった。
 
最後は。70年代と80年代を橋渡しした、或いは歌謡曲とテクノポップを繋いだジューシーフルーツの、イリアのボーカルが可愛い『ジェニーはご機嫌ななめ』で今回の『70’s アイドル歌謡ナイト』の幕を降ろそうと思う。
 
今回、UPしようと思って準備していたけれど、曲が多過ぎて、引っ込めた曲、頭には浮かんだけれど、YouTubeに挙がっていなかった曲を歌手名と共にざぁーと並べておくね。
■水沢アキ「娘ごころ」■風吹ジュン「愛がはじまる時」■林寛子「ほほえみ」■奈良富士子「あにいもうと」■松本ちえこ「恋人試験」■黒木真由美「感情線」■純アリス「アザミの花」■長谷直美「はじらい」石川ひとみ「まちぶせ」■荒木由美子「渚でクロス」■吉川桂子「オレンジの木の下で」■北村優子「999粒の涙」■フォーリーブス「新しい冒険」■本郷直樹『燃える恋人』■仲雅美「君を愛す」■伊丹幸雄「合言葉」■豊川誕「汚れなき悪戯」■藤正樹「忍ぶ雨」(笑)■メッツ「レディ・レイは最高さ!」(小坂まさるを中心に、ジャニーズ事務所を脱退したメンバーで構成されたグループ)■レイジーの「赤頭巾ちゃんに御用心」(影山ヒロノブ<ミッシェル>を中心にしたハードロックなアイドルであり、アイドルなのにハードロックだった)などなど。
 
そうして僕の中ではアイドル全盛期だったと思っている70年代は終わりを告げ、時代は、松田聖子や中森明菜を頂点とする、もうひとつのアイドル全盛期に向かうのである。

その時代のことはいずれまた、書いていてみようと思っているので、お楽しみに(書かないかも知れないけどぶー)。
 

それでは。アデュー・ロマンティークニコ

 

 

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