こんにちは。僕のブログ【アデュー・ロマンティーク】へ、ようこそ。
先日、夜遅くまで飲んだ後、乗せてもらったタクシーのドライバーの方と話した内容を書いてみることにするね。
そのドライバーの方は30代後半くらいの男性で、地肌が見えるほどの短髪に黒縁のメガネをかけていて、まぁ、(僕の感覚が普通であれば)外見上はイケてる部類に入るのかなと思ったところから会話が始まった。最初はごく普通の話。そこから徐々に音楽の話に流れ始めたのだが、そのドライバーの方は日本のJ-POPの、TVにもよく出ている女性シンガーソングライターを(名前は伏せておくね)、もう20年くらい追っかけているらしく、他の音楽にはまったく興味はなくって、その女性シンガーソングライターの音楽だけを、ずっと一筋に聴いてきたのだと、話していた。LIVEがあると、少し無理しても遠方にも遠征するということだったが、そういう話をしている内にそのドライバーの話が熱を帯びてきて、彼女の歌のどこがどう好きだとかディテールに入り始めたので、その女性シンガーソングライターにも、その歌にもまったく興味がない僕は、うまいやり方で(どんな方法を使ったのか、まるで覚えていないけれど)、話の腰を折って、まったく違う話にシフトした、というような話だ。
僕的には。その女性シンガーソングライターの音楽をどうこうとは一切、何も思わないし、僕自身がムキになって(僕は)「こんな音楽が好きだ」とか、「こっちの音楽を聴くべきだ」とか、そのドライバーの話にマウンティングしてやろうか、という気もまったく、なかった。
反対に。世の中には星の数ほど音楽があって、しかも、ほとんどの音楽を簡単に聴くことができる今の音楽環境の中で、たったひとつのマイ・フェイヴァリットを見つけ出し、他の音楽をまったく聴くことなく、たったひとりの女性シンガーソングライターの歌だけを20年も聴き続けられることが、僕にはまったく理解できなくて、逆にそういった心を動かす、ブレないエネルギーのようなものが、いったいどこから生まれてくるのか、好奇心を持った訳である。その女性シンガーソングライターのことが大好きなのか。ほんとうにそのシンガーソングライターの音楽が好き過ぎるのか。その両方なのか。それとも、どこかで芽生えた忠誠心なのか、好きになったことへの責任からなのだろうか。まったく分からないのである。だがしかし。日本の音楽の、ある大きな側面は、そういった人たちの一途な想いによってある程度、成り立っていることも事実なのである。
まぁ、いいや。分からないことを、いくら考えても分からないし、例え、分かったとしても、そのことで僕の考えが変わることもないのだから。
それでは。そのタクシードライバーが「20年」と言ったことを受けて、ここ20年間ぐらいの間の(その期間にあまり拘っていないが)、日本のロック&ポップスの中で僕自身が見つけて以来、ずーっと聴いているマイ・フェイヴァリット・ミュージックを、できるだけ幅広く紹介するので、皆さんのマイ・フェイヴァリットのリストにひとつでも加わればいいなと思っている。
■まずは。1989年にデビューした、ゆらゆら帝国。ひじょうにディープなサイケデリック・サウンドでありながらPOPでもあるというバンド。中心である坂本慎太郎は時折、灰野敬二を思わせる。バンド名もそうだが、アルバム・タイトルの付け方も、例えば『ゆらゆら帝国で考え中』だとか、『ミーのカー』とか、『ゆらゆら帝国のしびれ』、『ゆらゆら帝国のめまい』など、どこまでが本気が冗談かの判断がつかないようなものが多い。
最後に、僕のマイ・フェイヴァリット・ミュージックの見つけ方を。僕の場合は、とにかく昔からそうだったように雑誌から音楽情報を得て、(今だったら)その得た音楽情報を元に(その情報は絶対に忘れないようにしている)、自分自身の基準をもってストリーミングでひとつひとつ聴いていって、マイ・フェイヴァリットを見つけている。ほんと、バカみたいだけど。実際にそうしてるのだから仕方がない。
だけど。これだけは言っておかなければ。そうして見つけたマイ・フェイヴァリット・ミュージックは一度、マイ・フェイヴァリットだと決めたら、僕はその音楽のことを絶対に忘れない。例え何十年経っても、いつまでも僕の中の引き出しにちゃんと整理して、いつでも取り出せるようにしておくのだ(やっぱり、バカみたいだけど。実際にそうなのだから仕方がないな)。
ところで。最初のタクシー・ドライバーの話はどこへ行ってしまったのかな、と。ゴメン。その話はもう忘れよう。これからも僕は、たくさんのマイ・フェイヴァリット・ミュージックを見つけていくはずなのだから。
それでは、『アデュー・ロマンティーク』。
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