こんにちは。僕のブログ【アデュー・ロマンティーク】へ、ようこそ。
今回のテーマは、思わず『Oh ! stylish』と叫んでしまいそうな、60年代から70年代初め頃のイラストレーションのこと。
僕のブログでは、いつもいつも口が酸っぱくなって苦味まで出てくるぐらい、再三再四、言ってきたことだけど、やっぱり60年代を中心にした、このディケイドというのは、ほんとうにいろんなものが、とても、とても面白い形で数多く生まれたきたのだと思う。いいことも、悪いことも含めて(確かに過剰過ぎるものもあった)。60年代という特別な「時代の風」が、いろいろなものを前に前に動かせたのである。今回、紹介するイラストレーションはアート感はあまりないけれど、その時代にしか生まれなかった、とてもオシャレで、スタイリッシュなイラストレーションばかり。いつもの通り、僕が好きなものという前提でPick Upしていくことにする。
先ずはボブ・ピーク【Bob Peak】(1927～1992)のこと。ボブ・ピークは「映画ポスターの父」と呼ばれた有名なイラストレーター。コカ・コーラやセブンアップなどの広告でも、スタイリッシュなイラストを数多く描いている。
■ここからは映画ポスターが続いていく。モニカ・ヴィッティ主演の『唇からナイフ』（1966）のポスター。
■ジェームズ・コバーン主演の『電撃フリント/アタック作戦』(1967)のポスター。
■ミュージカル映画の金字塔『ウェストサイド物語』(1961)のポスター。
■ジョシュア・ローガンが撮った映画『キャメロット』のポスター。
■オードリー・ヘプバーン主演。ジョージ・キューカーが撮った『マイ・フェア・レディ』(1964)のポスター。
■ジュリー・アンドリュース主演の『モダン・ミリー』（1967）のポスター。
■バーブラ・ストライサンドが主演した、映画『ファニー・ガール』（1968）のポスター。ボブ・ピークは他にも、あまりにも有名な『風と共に去りぬ』のポスターや、ブルース・リーの『燃えよドラゴン』などのポスターも描いている。
■これは、コメディ女優、ルシル・ボールのイラストレーション。
アントニオ・ロペス【Antonio Lopez】(1943～1987)は、60年代後半から80年代にかけて、長く人気があったファッション・イラストレーター。独特の味があるイラストだよね。
イラストレーター界のカリスマ。ロバート・マッギニス【Robert Mcginnis】の作品を紹介していこう。■これは007シリーズとは関係のないパロディ映画『カジノ・ロワイヤル』(1967)のメイン・イラストレーション。
■『007/サンダーボール作戦』のイメージ・イラスト。
■3代目ジェームズ・ボンド、ロジャー・ムーア主演の『007/黄金銃を持つ男』(1974)のイラストレーション。
■ウィリアム・ワイラーが撮った『おしゃれ泥棒』（1966）のポスター。ヘプバーンのイラストが素敵過ぎる。
次は日本のイラストレーターを。日本のファッション・イラストレーションの世界では、先駆者として中原淳一が居て、内藤ルネや、大橋歩が居るのだが。その後に活躍したイラストレーターが佐藤昌彦。1970年代後半から70年の初め頃、ファッション雑誌『セブンティーン』などで活躍した。
長年、漫画雑誌『ビッグコミック』の表紙を担当した日暮修一（1936～2012）のイラストレーション。
他にもまだまだ素敵なイラストレーションを描くイラストレーターはたくさんいて紹介しきれないので、今回はここまで。
イラストレーターだけじゃなくデザイナーも含めて。またいつか改めて紹介させてもらいますね。
それでは、また。アデュー・ロマンティーク
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