もう梅が! | texas-no-kumagusuのブログ

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トミオ・ペトロスキー(Tomio Petrosky、日本名:山越富夫)のブログです。

暮れもいよいよ押し詰まって参りました。なんと驚いたことに裏庭の梅が12月27日に開花しました。テキサスの州都オースチンは11月に寒い日がちょっと来ただけで、その後最高気温が20Cを越えることもある比較的温かい日が続いています。 この梅の木は挿し木で増やした苗を25年ほど前に日本人の方から頂いた白梅です。 今までの最も早い記録は1月2日でした。

梅と霧

この写真は裏庭に向かった2階の寝室から今朝撮ったものです。幻想的な霧が出ていました。画面をクリックすると拡大されて、疎らな梅の花が見られます。梅の木の後ろの木に付いている巣箱は数年前にスクルーチと呼ばれるフクロウ用に取り付けたものですが、今のところフクロウは入ってくれず、ムクドリとリスが毎年巣箱の奪い合いをやっております。灯籠の脇の池は金網で覆ってあります。相変わらずアライグマの親子がやって来るので、止む終えず金網を張ってあります。裏庭の向こうの普段水のない洪水避けの緩衝池の原っぱにときどき鹿がやってきます。2014.11.19のブログ『アライグマの夜襲 』も参照して下さい。

早咲きの梅で正月の目と香りを楽しませてくれるので縁起が良いですが、良いことばかりではありません。大陸の冬は気まぐれです。温かい日が続いたと思うと突然猛烈な寒気がやって来る。今までのところ温かいと言っても3月の末までに必ず-5度以下の日が二三日続く時がやってきます。その時には折角付いた梅の実が枯れてしまうので、余り早く咲きすぎた年は梅酒も梅干しも作れなくなってしまいます。梅酒は諦めましょ。

 正月の梅見は屠蘇の辛口で

皆様良いお年をお迎え下さい。