「子どもも大学進学したしこれからは、老後のことを考える番か…」
早めに計画し、設定したゴールに向けて動き出すことが重要なのもわかっているけれど、どうしていいか悩んでしまいますよね。
実は、自分が何をすれば生活の安定を手にできるかを理解している状態が必要なのです。
本記事は、自分の力で自分が生きていける経済力をつけるために40代シングルマザー向けの求人仕事情報ガイドを解説します。
老後の準備に取りかろうとしている40代シングルマザーの方は、本記事をぜひ参考にしてくださいね。
シングルマザーに向いている仕事とは
40代になって子どもを養いながら生活を支えていくのは並大抵のことではありません。
40代のシングルマザーが今から安定した収入を得たい、もしくは正社員で働きたいとなると、はっきり言ってとても厳しいです。
どうしても人が嫌がるような仕事やキツイ仕事、条件が悪い仕事などになってしまいますよね。
40代シングルマザーが選ぶべき求人
子供の手が離れた分仕事に力を入れ、正社員になろうと考える人は多いと思います。
気持ちはわかりますが40代シングルマザーの転職は、正社員以外にも目を向けたほうが希望の転職を叶えることができる可能性があります。
- 正社員になることよりも、希望の条件を譲らないことを優先する
- 条件のいい会社の契約社員になる
家族のためにも自分のためにも、譲れない条件を、無理に譲る必要はありません。
しかし「正社員以外への転職なんて、絶対にダメ！」と固執していると希望を叶える仕事につくことは難しくなります。
働く場所の選択肢
在宅ワークからオフィス勤務まで
シングルマザーの方でも比較的働きやすい仕事はあります。
資格を活かして安定的して働ける仕事
- 看護師
- 保育士
- 歯科衛生士
- 介護職
子どもと生活リズムを合わせやすい仕事
- 給食センター
- 学校の介助員
- 一般事務
- 医療事務
専門知識なしで働きやすい仕事
- 家事代行
- コールセンター
リモートワークで生活を支える
在宅ワークにチャレンジすることをおすすめします。
スキルや時間がなくても心配いりません。
延々と辛い作業をするよりも、ずっと楽しく仕事を続けることができますよ。
最初から、『短時間で高収入』というのはあり得ませんので、ネットの悪質な広告に騙されないように注意してください。
今まで息子2人を育て上げ、実母の治療費などでローンを借りまくり、現在コツコツ返済しています。
残念なことに介護の仕事は、肉体労働の割には給料が安いため、返済しては借りる・借りては返すという繰り返し。
もう、気楽に過ごせるようにならないかな？と思って、スマホをいじっていた時です。たまたまFacebookで友達申請が来ました。基本データを見ても怪しいところはないので、承認しました。
忘れた頃に、連絡が来ました。
「Facebookで投稿しながら稼ぎましょうよ」と。その時はわかりませんでしたが、SNSワークというものです。
「誰でも簡単にかせげるの」と何度も誘われました。その都度断ったのにしつこくさそわれ、結局承諾してしまいました。
言うと通りにしても一向に稼げる様子ありません。安くもない会費を払わされ、忙しくて参加できないのにセミナー代を払わされ、事実でもないことをFacebookで投稿するように言われてとうとう本当に嫌気さして、消費者センターに中に入ってもらってやっと退会できました。
消費者センターの担当者さんに「誰でも簡単に稼げる仕事はありませんから。」と注意されました。
年齢を活かす!40代シングルマザーのための
キャリアアップ
年齢的なことで言えば、そもそも40代からの就活は誰でも大変です。
女性歓迎やシングルマザーも多く働いている職場など、長く勤められる勤務先は簡単でなくとも根気よく探すことで見つかります。
経験とスキルを活かした職場選び
今後のためにしっかり貯蓄したいので、自分にあっていてスキルを活かせて以前より稼げる仕事に出会わなければ意味がないと考えると、欲しい給料に対してどんなスキルを得るのが良いか？を確認してみます。
- 定期的に求人を見て、どんなスキルでどれくらい給与がもらえるかを事前にチェック
- 転職エージェント（人材紹介会社）に登録し、良い求人を紹介してもらう
- 転職エージェントに探してもらいながら、自分も求人をしっかり探す
一人で仕事を探すより転職支援の専門家の力を借りた方が、企業情報や転職について詳しく教えてもらえるからです。
40代でシングルマザーであっても企業にとって必要なスキルを持っていて、欲しいと思える人材であれば転職は可能です。
そして、子供を養っていく上で、会社に必要とされる人材になれるよう成長することはとても大切です。
シングルマザーが
充実した働き方をするためのサポート体制
ハローワーク経由で職業訓練校に通うと、雇用保険を過去に払っていた人で条件を満たせば毎月お金をもらいながら学ぶことが可能なので、地域のハローワークに相談してみましょう。
ひとり親家庭に場合は高等職業訓練促進給付金等事業を国からの支援で受けることができ、月額7万～14万円をもらいながら資格取得が可能です。
仕事探しのために体験してみるべき助成制度については下記の記事にて詳しく解説しています。
シングルマザーを支援する福利厚生や制度
ひとり親が公的な制度から受けられる手当金や助成金にはさまざまなものがありますシングルマザーなどのひとり親が受けられる公的な手当金や助成金には次の通りです。
- 児童扶養手当
- 児童育成手当
- ひとり親家庭住宅手当
- ひとり親家族等医療費助成制度
また、下記手当・制度はひとり親だけが利用できるわけではないものの、役に立つ手当として紹介します。
- 児童手当
- 障害児福祉手当
- 特別児童扶養手当
- 乳幼児や義務教育就学児の医療費制度
- 生活保護
- 遺族年金
所得などの要件を満たせば受給できるものもあれば、自治体により取扱いの異なるものもあるため、詳しい内容については各自治体の担当窓口で確認してみましょう。
シングルマザーサポートについては下記の記事にて詳しく解説しています。
子育てと両立しながら働くために
知っておこう
子どもが大きくなれば当然、なにかとお金がかかるもの。
今までの収入を維持するだけでは、お金が足りなくなってしまいます……
これからは将来のために安定した仕事に就きたい、子どもが自立を考えたときに経済的に心配される母親ではいけない、と思う気持ちはわかります。
子どもから少し手が離れたとは言え、シングルマザーにとっての最優先事項はお母さんでいること。
やるべきことがたくさんあります。
子育てと両立しながら働くことが基本です。
仕事と子育てをバランス良くこなすコツ
40代のシングルマザーが仕事を選ぶうえでは、お給料も重要です。
もらった給料で子どもとの生活を守れるのか？ということです。
正社員であっても、今の日本では失業の不安はぬぐえません。
いっそ身軽なほうが、自分と子どもの生活を最優先に守れるのではないでしょうか。
正社員にこだわらず、契約社員・派遣社員と少し広げてみるのも方法です。
契約社員で働くとすれば、次のような働き方もあります。
- 今は残業の無いフルタイムの仕事で働く
- 子どもの手が完全に離れて残業できるようになれば、専門職へキャリアチェンジする
契約社員を多く採用している会社は大きな会社で、キャリアアップできる環境が整っているところが多いです。
同じ会社にいながら業務や働き方を変えて、キャリアアップを目指せるのであれば、
希望の条件を叶えつつ長く契約社員として働く方がいいです。
40代シングルマザーでも
未経験から始められる仕事
資格を持っていると多少ブランクがあっても、希望の仕事に就きやすいです。
しかし今から資格を取るとなると、資格取得に時間がかかってしまいますね。
そしてあっという間に体が融通効かなくなってしまいます。
介護業界
慢性的に人材不足なので、未経験でも始めやすく無資格でも採用がされやすい
仕事をしながら資格取得ができるのも強み
トラック運転手
普通免許でもトラックの運転手なら可能
運転免許制度が変わって、普通免許の取得した時期によって、運転できる車両が変わってくるので注意が必要です。
コールセンター
電話対応やパソコン操作がメイン
電話を受ける業務とこちらから電話をかける業務の2種類ある
クレーム対応になると精神的に辛い仕事ともいえる
保険の外交員
営業経験があったり外回りが苦にならないなら、保険の外交員は40代シングルマザーでもがっつり稼げて比較的採用されやすい仕事です。
ただ契約が取れないとかなり悲惨なこと
未経験から始めるキャリアチェンジの方法
どんな仕事でも大変ですが、40代を過ぎると体力のいる仕事は厳しいですよね。
今から体を酷使したくない！そんな人におすすめがネットビジネスです。
体力は使わない
ずっと仕事も続けられる
わずらわしい人間関係で悩むこともない
通勤時間もないので、時間を有効に使える
いつでもどこでも仕事ができる
精神的に楽かというと、ひとりで仕事をするプレッシャーはあるので、決して楽ではありません。
それなら外では好きな仕事をしながらネットビジネスを副業にすれば、子どもが寝てからでも仕事ができます。
急な病気で仕事を休んでもネットビジネスで収入の穴を埋めることも可能です。
▶ シングルマザーの生活費を増やす方法とは？ |賢い節約術と副収入の獲得
まとめ
早めに計画し、設定したゴールに向けて動き出すことが重要なのもわかっているけれど、どうしていいか悩んでしまいますよね。
実は、自分が何をすれば生活の安定を手にできるかを理解している状態が必要なのです。
本記事は、自分の力で自分が生きていける経済力をつけるために40代シングルマザー向けの求人仕事情報ガイドを解説しました。
