不動産のわなにはまった韓国社会 -PART4 | 情報は自分で習得し、自分で判断する

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笑韓しながら世界経済について勉強中。晴れた日はランニング、雨の日は読書が趣味なオッサンです。

外国系銀"PF大乱は他人事"

(ソウル=聯合ニュース)ユン・ソニ、チェ・ヒョンソク記者=不動産プロジェクトファイナンシング(PF)貸し出し不良余波で、都市銀行が頭を痛めているけれど、すでに数年前PF貸し出しを大幅縮小した外国系銀行は会心の笑いを作っている。
22日銀行界によれば、英国系SC第一銀行のPF貸し出し残額は3月末現在7千486億ウォンで現れた。これはPF貸し出し残額が8兆ウォンに達する農協に比べて、10分の1にも至らない水準だ。 PF貸し出し残額が各々6兆ウォン台と5兆ウォン台のウリ銀行と国民銀行に比べても僅かな水準だ。

昨年の末金融圏のPF残額は、1金融圏38兆7千億ウォン、2金融圏27兆8千億ウォンなど66兆5千億ウォンに達している。

SC第一銀行は数年前からPFを減らし始めて、全体貸し出し残額でPFが占める比率を1.8%に下げた。 特に、全体不動産PF貸し出しの中で、固定以下不良債権の比率は6.81%でPF貸し出しを取り扱う都市銀行の中で唯一一桁であることが分かった。
同じ英国系のHSBCもPF貸し出しをほとんどしなかった。HSBC関係者は"不動産PF貸し出しをほとんど取り扱わなくて、銀行券で占める比重が微小だ"として"したがって波及することが適切でないということが銀行の立場"と話した。

米国系シティ銀行は2007年以後PF貸し出し残額が一度もない実情だ。2004年米国シティーグループの韓美銀行引き受け実態調査担当者が、土地買い入れで建物完工まで貸し出しに頼るPFを金融商品と認定しないままPF貸し出し中断を指示して、2004年11月以後では貸し出し償還だけなされたためだ。

国内銀行は、外国系銀行が危機管理に先制的に出たことは望ましいわけだが、PF不良債権買い入れのためのバッドバンク不参加など金融システム安定努力に参加しない点に対しては、不満を表明している。 PFバッドバンク設立のための出資には、国民、新韓、ウリ、ハナ、産業、企業銀行と農協など都市銀行が参加する予定だ。
都市銀行関係者は"外国系銀行は、貸付業者のように家計貸し出しにだけ注力して、中小企業を相手にした貸し出しをほとんどしない"として"PF貸し出しが少ない点もこのような政策に従ったことで、金融システムの利益は取りまとめながら、システム安定のための苦痛分担にはケチな点は改善する必要がある"と話した。

http://economy.donga.com/total/3/01/20110522/37427984/1

本日は、韓国記事満載です^^

>不動産プロジェクトファイナンシング(PF)貸し出し不良余波で、都市銀行が頭を痛めているけれど、すでに数年前PF貸し出しを大幅縮小した外国系銀行は会心の笑いを作っている。

さてさて、PF貸し出し問題がいよいよ韓国内の銀行に波及してきているようですね。

昨年後半から大きな問題となっていたPF。今年始めに貯蓄銀行の連鎖破綻へと進展したことは、読者の皆さんもご存知だと思います。

詳しくはコチラ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/28197677.html

貯蓄銀行が連鎖破綻した時、韓国紙では国内銀行はPF融資は少ないから大丈夫ニダ~~、それをやっていたのは外資系銀行だからザマ~見ろニダ!と言っていたはずだが・・・

オイラはそんな事は全く信じなかったので、記事にもしなかったが、予想通り国内銀行もせっせとPF融資にのめり込んでいたということが、真実なんだろう~。

>国内銀行は、外国系銀行が危機管理に先制的に出たことは望ましいわけだが、PF不良債権買い入れのためのバッドバンク不参加など金融システム安定努力に参加しない点に対しては、不満を表明している。

このバットバンクというのは、各銀行は資金を出しあって、貯蓄銀行などの不良債権を買い集めて、健全性を強めようとしている組織なのだが、外資系銀行からしたら「ウチラはPFによる不良債権ほとんどないから、協力できないよ~」となるだろう。

実際、国内銀行も貯蓄銀行救済のためのバットバンク設立には、猛反対していた。それが、自分達にも波及してきたから、協力するニダ~~ということなんだろう。

第1分期銀行営業実績改善は錯覚効果"

  (ソウル=聯合ニュース)コ・ウンジ記者=今年1分期国内銀行の営業実績改善は、会計基準変更にともなう錯覚現象という指摘が出た。
 韓国金融研究院ソ・ビョンホ研究委員は、22日'国内銀行の1分期経営実績評価および示唆する点'報告書で、"1分期国内銀行の当期純利益増加は、主に会計基準変更にともなう引当金転入規模減少から始まった"と明らかにした。
 今年会計基準が変わったことから、国内銀行の当期純利益と自己資本が1兆ウォンずつ増加することになったが、このような効果を排除すれば当期純利益規模は前年同期と似た水準というものだ。

 ソ委員はかえって"国内銀行の健全性は、プロジェクトファイナンシング(PF)不健全化でだいぶ悪化したし、中小企業貸し出しと住宅担保貸し出しの信用リスクも増加する傾向"と指摘した。
 ソ委員によれば、国内銀行の不良債権残額は、昨年1分期18兆9千億ウォンに対して、今年1分期25兆9千億ウォンで37.0%が増加したし、不良債権比率も同じ期間1.5%から2.0%に上がった。不動産PFは、不良債権比率が昨年1分期3.4%で今年1分期18.0%まで急騰したし、同じ期間、中小企業貸し出しと住宅担保貸し出しの不良債権比率も各々1.0%ポイント、0.1%ポイントが上昇した。
 これに伴い、貸し倒れ費用に対する支払能力尺度の貸し倒れ引当金積み立て比率は、昨年1分期127.4%で今年1分期111.0%に落ちた。

 ソ委員は"1分期国内銀行営業実績が改善されたと見られるが、実際にはPF不健全化と内需不振などで健全性が悪化する傾向"とし、"今後、国内銀行は信用リスク管理により大きい比重を置いて経営戦略をたてなければならない"と助言した。

http://economy.donga.com/total/3/01/20110522/37432697/1

1分期国内銀行の当期純利益増加は、主に会計基準変更にともなう引当金転入規模減少から始まった

今年から、韓国企業も国際会計基準を導入した話は有名だが、
当期純利益と自己資本が1兆ウォンずつ増加することになった??

おかしいな・・・韓国企業は、今回の導入で自己資本が大幅に減ると言われていた筈だが・・・

まあ、このあたりはスルーしておいて、

不動産PFは、不良債権比率が昨年1分期3.4%で今年1分期18.0%まで急騰

おいおい、PF融資に対する不良債権化比率が18%!

ヤバイ~~www



金融危機以降の韓国不動産業界の阿鼻叫喚ぶりを時系列で。。。

金融危機で、ウォン暴落

ウォン安で、輸出増

禿さんたちから投資として旨みアリと認定

短期流動性資金(ホットマネー)、流入して、不動産価格高騰

韓国企業、個人、外債で借金をして不動産購入

個人負債額、大幅増!

ミニバブル形成(世界で一番早く金融危機から脱却、マンセー)

金融機関、さらに外債を借入、住宅投資に資金が回す

売れ残り住宅は、政府買い上げ(もちろん原資は、外債ニダ!)

建設会社、売れ残りの心配ないので、さらに住宅着工数増

地価上昇

さらに、住宅建設促進、住宅価格暴騰
売れ残り住宅増加、住宅価格低下
バブル崩壊、インフレ懸念から金利引き上げ

大手企業、不動産売却に走り始める。値下がりさらに加速

韓国人、今頃になって不動産不敗論(不動産は値上がり論)はまぼろしだった事に気付く。。。

建設会社、不動産購入者への金利援助や購入資金を貸し付けいていたことが判明

韓国ストレステスト公表、貯蓄銀行不動産PF延滞率24%、破綻は時間の問題w

禿さん(モルガン・スタレー)、韓国不動産市場から撤退 (十分稼がせてもらったw)

住宅ローン債務者の8割以上が、金利しか払っていないことが明らかに!(韓国版サブプライム問題)

貯蓄銀行、PF融資の不良債権化により、相次ぎ破綻

家計債務大幅増!(金利しか支払わない家庭ばかりなのだから、当たり前w)
貯蓄銀行破綻のしわ寄せは、とうとう建設会社へ、貸し剥がし、貸し渋りで中小建設会社相次いで破綻!
インフレ加速、金利上昇!(ローン債務者の9割は変動金利選択、さらに負債が増える破目にw)

建設会社、金融危機直後高利率で借りた借金の償還に・・・さらに借金が増えるニダ。

建設会社、流動性資金確保のために分譲マンション投売りに!

韓国不動産の魅力低下、外資投資会社撤退へ

都市銀行、PF融資の不良債権化率18%

PF融資をしていない外資系銀行、大笑い ←イマココ