利回りは難しい・・・ | 情報は自分で習得し、自分で判断する

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笑韓しながら世界経済について勉強中。晴れた日はランニング、雨の日は読書が趣味なオッサンです。

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表面利率と利回りの国債に対するスプレッド(金利上乗せ幅)とは?

ヨッシーニ 様より、

・表面利率
⇒クーポン金利のことです。
表面利率1%で額面100円なら、年1円のクーポンが
もらえることになります。

・利回り
⇒利回りとは、現在の債券取引価格とクーポン金利
から考え合わせて、償還時までの金利を複利計算
したものです。
複利だとややこしいので1年もので説明すると
1%の表面金利の債券の取引価格が99円で、
額面が100円とすると(1+(100-99))/99=約2%
の利回りになります。

・利回りの、国債に対するスプレッド(金利上乗せ幅)
とは?

ここでのスプレッドとは同じ残存期間の国債の利回りとの差です。
一般企業の信用力は基本的には国より低いので、
社債の利回りは、国債の利回りよりも高くなります。
それをスプレッドと言っているわけです。

ヨコモジ使わずに、素直に「利回り差」と言えばいいのにと思う、今日この頃でした^^;



というお答えをいただきました。

何となく理解できたのですが、この際なのでもう少し詳しく調べて見ます。

 債券は額面100円を基準として決められた価格(例:額面100円につき99円75銭とか100円25銭など)で購入し、満期まで保有していれば毎年確定した利息を得られると同時に、満期時には額面金額で償還されます。このため、満期前に売却をしなければ安全確実な金融商品ということができますが、途中売却をする場合にはハイリスク・ハイリターン型の金融商品ということもできるということを、まず頭に入れておいてください。債券は発行時にさまざまな条件が決定されます。

 表面利率(クーポンレート)
 債券の券面に記載された金額(額面金額)に対して、毎年支払われる1年間の利息の割合を指します。発行時に決められた表面利率は、満期償還時まで変更されることはありません。

 発行価格
債券が発行されるときの価格で、額面100円に対しての価格で表示されます(債券の価格はすべて額面100円あたりの価格で表示)。債券は必ずしも額面金額通りの価格で発行されるわけではないことを覚えておいてください。

償還期間
元金が償還される期日(預金でいえば満期日)。必ず券面に記載された金額(額面金額)が償還されます。

http://www.moneyjoho.co.jp/moneycontents_detail_5.html

 為替をやらない私には、ちょっと遠い世界ですが、表面利率については理解できました。要するに、現在の価値ではなく、額面金額に対して毎年払われる利息の割合ですね。これは納得。

 続いて、利回りとは?

 有価証券への投資の結果生じる配当・利子などの有価証券の買入れ価格に対する割合。証券市場のように有価証券の売買を通じて資金の貸借が行われる場合、資金の貸し手、つまり有価証券の買い手は、有価証券を額面価格とはかならずしも一致しない一定の価格で購入し、有価証券が債券であるときはその満期を通じて(株式の場合は満期がないが)、その債券の券面に記載された表面利子(株式の場合は発行者の業績に応じての配当)を獲得する。この表面利子はクーポン利子ともいわれ、これに対する証券の額面価格の割合を表面利率またはクーポン・レートという。そして、表面利子に対する証券価格の割合を利回りとよぶのである。
 新規証券の発行市場において、証券はかならずしも額面価格で発行されるわけではない。証券発行者の債務償還の信頼度が高いほど額面に近い価格で発行することができる。一般に公共債は民間債より信頼性が高く、民間債でも発行企業の業績に応じて格付けがなされる。

http://100.yahoo.co.jp/detail/%E5%88%A9%E5%9B%9E%E3%82%8A/

 上記の式がそうですね。ヨッシーニ様の書いてることがわかりました。そしてこの利回りは、国債の利回りより高くなるので、その差が、国債に対するスプレッド(金利上乗せ幅)ということですね。

 何となく納得しました。