形成外科医、皮膚科医、美容外科医、美容皮膚科医向けオンラインサロン
Plus-Plasで講義しました。
琉球大学形成外科、清水雄介教授の眼瞼関連の発表も同日ありました。
23時回っても、皆様真剣に聞いて頂き、安心しました。
サロン運営の中村先生、岩山先生、赤石先生には深謝いたします。
またよろしくお願いします。
形成外科が少しでも盛り上がりますように。
裏ハムラ後の下眼瞼後退・内反です。
原因がどこにあるか?
前葉、後葉組織、顔面神経麻痺、支持靭帯の緩み、眼球の突出等、色々と考えます。
裏ハムラですので、眼窩隔膜辺りから上顎骨骨膜辺りが拘縮してるのでしょう。
睫毛直下を斜切開し涙袋部の眼輪筋は温存して眼窩隔膜を同定しようとしましたが、
正直、瘢痕となっていて良くわかりませんでした。
結局、眼輪筋下を剥離していって眼窩下縁に到達。骨膜下を眼窩底に向かっても剥離して、
拘縮を解除しました。突っ張る瘢痕は横切開して下瞼が良く動くようにしました。
あとは耳介軟骨を瞼板と眼輪筋の間に差し込み固定。
皮膚は短縮してないので植皮はしてません。
ややオーバーにしてます