TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ -10ページ目

TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

最近は多忙でした
久しぶりにアップします

ハム目の修正です
ハム目の定義ははっきりとは
しませんが
高い切開線で、睫毛基部に皮膚が被さる状態とでも言いましょうか..........

修正方法は色々とありますが、いかに強固な固定源を確保するか? につきます。
皮膚を瞼板に縫合固定すれば強固な固定になりますが、食い込みます。ですのでダメなのです。
最終的には、自家組織移植に至りました。
何回も手術した人って瘢痕組織しか固定源がないのですよ。瘢痕と固定しても緩みます。
そこで、固定源がないので組織移植。
つまり長掌筋腱で糸を作って切開面を固定します。
食い込まないように “遊び” を作って固定します。
ナイロンの糸で遊びを作って固定するのは切って埋没ですから1年程度で緩みます。

自家組織移植が確実に固定出来て、慣れると楽です。
固定源があるのかないのか悩まなくて良いです。

長掌筋腱糸で固定すればしっかりと重瞼は固定されます。

しかし、工程が多いですね


 

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ペリカンリフト+ネックリフト
術後1年1ヶ月
ネックリフトは広頚筋弁を耳介後方に引き上げます。
ペリカンリフトは下顎から広頚筋を外して、横方向に縫い上げます。
皮膚切開は斜切開です。
これがキレイだと思うのです
詳しくはyoutube 『哲クリチャンネル』でも解説してます

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翼縮小後の瘢痕修正 術後半年 術前の問題点 

①頬側の余剰皮膚。盛り上がり。ギャザー 

②鼻孔の切れ込み

③鼻翼基部の平坦化、鼻翼の丸みの無さ 

 

①は鼻翼を縮小し過ぎると、頬側の皮膚に余りが生じます。

切開面の距離が合わない上下の辺を強引に縫って誤魔化しに行きますが誤魔化しきれないことがあります。

②は内側法で良く起こりますね。私はここを切り込みません。

③は鼻翼を切除し過ぎると頬側に牽引されて、鼻翼は平坦化します。 

法令線側の頬皮膚を切除しないと治らないです。 

法令線側で皮膚を抜くしかないのです。 

鼻孔のノッチングはZ形成です。

鼻翼基部のカーブ、鼻腔底の丸みが出来たと思います

 

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眉下切開は
眉下切開に拘ると失敗する

眉下をトレースすると、Dog ear変形の誤魔化しが効かず、

その修正は眉毛下をはるか外側に越えた切開になることがある。

デザインは眉外側1/4~1/5を失う覚悟で軸を立てないといけない。

軸を立てて、眉毛隆起を越えた部位に切開の終点を置く。

Dog earは凸ですので、眉毛隆起と重なって不自然な凸に見えない

この目の錯覚を狙うのです。

目頭側は毛流が頭側を向いているので眉中切開とします。

眉下を切ってしまうと毛が切開線に被らずに目立ちます。

 

眉下切開とは言いますが

眉下ではない

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骨膜下ミッドフェイスリフト

頬は目頭側へ挙上しました。
生理的な移動方向だと思います。

目頭側にvolumeが出てるのが分かると思います。
とにかく広く剥離しないと動きません。
全身麻酔がやり易いです

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