下眼瞼除皺術。頬骨~上顎骨骨膜下リフトに脂肪移植を併用した方法(術後4か月) | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

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TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

皆様、今日は先ほどまで、下眼瞼除皺術してました

下眼瞼って難しいですね。

今週のJSAPSでは

①経結膜的に眼窩脂肪を除去して、頬の部位へは脂肪移植

②経結膜的に眼窩脂肪をnasojugual grooveを超えて敷きこむ方法(トラコンハムラ)

③経結膜的に眼窩脂肪を除去して皮膚と眼輪筋の間に脂肪を移植

④PRP+成長因子を注射

が主な治療法でした

私の方法は頬骨~上顎骨骨膜下に広範に剥離して、骨膜を一つの面として挙上します

眼窩脂肪-上顎骨頬骨骨膜-眼窩下縁骨膜で縫合すると

眼窩脂肪は尾側に敷きこまれ、中顔面は挙上します

 

上記①~④方法と比べると、私のは刺激が多い方法ですね

中顔面が挙上するので、眼窩外側のmuscle prication、lateral canthopexyは必要ありません

ここが重要です。

術後のいびつな吊り上げ固定は必要ありません。

①~④もmuscle prication、lateral canthopexyはほぼしません

やはり、低侵襲な手術が受けるのでしょう。

しかし、皮膚の伸展には対処できないですよね。

ま、しかし私の方法、手術時間は脂肪移植まで行って

2時間以上かかるので、

合わんよ~~~~( ゚Д゚)( ゚Д゚)( ゚Д゚)

 

骨膜下で中顔面を挙上します

挙上するとわかるのですが、顔面容量の左右差があります。

そこに注意して、脂肪を移植します

術後4か月経っても、移植脂肪はある程度生着してます。

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