頬骨膜下リフト+下眼瞼除皺術+頬脂肪移植 | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

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TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

皆様、こんにちは~~

主訴は下眼瞼のシワ取りでした

多少、眼輪筋を牽引して、皮膚を除去すれば良いと思いましたが

下眼瞼切開するなら、ついでに頬部骨膜下剥離してチークの位置を

高位にもって行きましょう~~~

顔面骨骨折の整復をしたことがあれば簡単なアプローチです

眼窩下縁は5mm程度尾側で骨膜下に入ります。

頬部骨膜下を広範に剥離します

遠位骨膜をメッツェンで穴を開ける感じで伸展させます。

ここはブラインドの操作になりますから慎重に

すると、malar fat padを含めた、中顔面が一枚岩として上方に挙上出来るようになります

フェイスリフトでは顔面神経や、耳下腺管などに注意します。

骨膜下での挙上がマッチする人にはその心配は無用です

ま、眼窩下神経くらい注意しましょう

頬の骨膜にナイロン糸をかけて、眼窩下縁の骨膜と縫合固定しますが

かなり、挙上し過ぎてしまいます

そのあたりは適切に調整します。

 

皮膚切除範囲は、最初っからデザインして切除します

コツは両端で余剰皮膚を多く取ることです、

睫毛下で切開して、睫毛外反しないようにその都度マーキングして

切除など、工程が多いのはイヤですね........................................

睫毛部は皮膚面に対して垂直に切開しますが、

対側はかなり鋭角に斜切開しますから、初回から、スパッと斜切開しないとダメなんです。

途中から、斜切開はかなり難しいです。斜切開しないと、傷が目立つことあります

プロはデザイン通り一発で行くようにしましょう

 

チークの位置が高位になり、ほうれい線は浅くなります。

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