眼瞼下垂症手術(短冊状挙筋腱膜弁法) | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

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TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

皆様、こんにちは~~~~

老人性眼瞼下垂の患者です~~~

気を付けるポイントは

1.挙筋前転しすぎない(角膜乱視になりやすい。老人は既に乱視)

2.左の眉毛挙上が強い

3.睫毛基部の皮膚の緩み

でしょうか

 

余剰皮膚は最大幅、両側5mmで、手術開始時に除去しました。

挙筋を前転固定してみないと眉毛の動きが読めないので

右を多めに除去はしませんでした。

挙筋前転量は........................5mmくらいでしょうか??

正直、正確に計れるものではないです

要は、座位で何度もアーチのバランスを見ます

これがすべてです。老人性眼瞼下垂ですので、ほどほどにしました。

余剰挙筋腱膜をスプリットして、スプリットした谷の部位と睫毛側眼輪筋を固定します。

コツは開瞼させて固定したほうが睫毛が外反せず、ちょうど良い固定位置を見つけやすいです。

この方法は春の形成外科学会総会でも発表する予定です

時間かかりますが、睫毛基部が露出し、この年齢でアイラインを描けるようになります

その他、眼瞼外側までスプリットした腱膜が到達するので

重瞼線の折れ込みが外側に伸びます

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