こんにちは
今回は現在いただいている
いくつかのご依頼の中の1つ
18世紀のドイツの肖像画の夫人が手に持っている
シャトルの再現の中間報告です。
画像資料をいただきました。
手の大きさと比較するとかなり大きいですね。
換算してみますと
長さ 5インチ=127mm 幅 1 5/8インチ=41mm で
厚さは海外のジャンボシャトルの比率で計算しますと
厚さ 1インチ=25mm
となります。
また、木彫はロココ様式の唐草模様で
木彫のために本体の厚さは 3mm 程度必要かと思いますので、
内内は 19mm
と言うところでしょうか。
樹種はドイツトウヒ(ホワイトウッド)、ペア、ヨーロピアンメープル、シカモア
などが考えられますが、色合いと工芸品に多用されるものと言うことで
ペアで良いかと思われます。
次に絵画の静物がデフォルメされているかもしれないので
他の肖像画のシャトルをウエブで調べました。
どれも似たような大きさです。
そこで実在するシャトルで18世紀のものを探しました。
こちらのサイト にありました。
どうやら実在するようです。
製作は大きいので、削りだしではなく加熱矯正で
曲げてみます。
実用性も考慮して先端は閉じようと思います。
現在、材料調達と共に唐草模様のデザインに取り掛かっています。
もう少し進展したら記事で紹介させていただきます。
にほんブログ村
にほんブログ村



