広高の備え☆ | げむおた街道をゆく

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信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

関が原の戦い前夜、家康が桃配山に到着するまで、

諸侯は思い思いに陣取っていたが、

ある夜、諸陣が、にわかに騒がしくなることがあった。

 

寝入っていた寺沢広高も、

「ご注進!」

の声に起こされたが、広高は、
「もう聞いとるわい。」

と言って再び寝てしまった。

実は広高、騎馬の士六人、徒歩の者六人を『物聞き』と称して、

三交代で四六時中見張らせており、
戦場のわずかな異常も逃さず、

その夜もいち早く、夜討ち等ではない事を知ったのだという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。

 

 

 

こちらもよろしく

→ 肥前国唐津藩藩主、寺沢広高

 

 

 

ごきげんよう!