これを聞いた又兵衛は☆ | げむおた街道をゆく

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後藤又兵衛が、朝鮮へ出兵した際の逸話である。

 

又兵衛が進軍中、前方の黒田軍の先鋒部隊が声を上げた。

 

これを聞いた又兵衛は、
「味方が負けた。救援せねば。」

と発言した。

共にいた黒田長政から、
「何故そんな事が判るのだ?」

と尋ねられると、

「声が次第に近づいてくるのが、退却している証拠です。」

と説明した。

また別の日に、遠方の戦場から立ち上がる砂ぼこリを見て、
 

「迫る敵が立てるほこりは、向こうからこちらへかけて黒々と見え、

逃げる際のほこりは、遠くなるので白く見えるものです。

あれに見えるほこりは白いので敵の敗北でしょう。」
 

と語った事もあり、いずれもその通りだったという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 大坂城五人衆の一、後藤又兵衛

 

 

 

ごきげんよう!