朝鮮にて☆ | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

黒田長政は、朝鮮のおける占領地のうち、

4,5郡を重臣である栗山利安に預けた。
 

利安は慈愛を以って民を懐けたために、朝鮮人たちはその支配を喜び、

毎日その政庁に来て、利安を拝した。

 

利安は、

「大勢の者と毎日対面するのは難しい。」

と、2,3日に1度づつ来るように申し付けた。

この様子を知った黒田長政は、

「鎮まりかねたる所を良く懐けたものだ、ちょっと様子を見てこよう。」

と利安の領地に向かった所、朝鮮人たちはこの軍勢に驚き、合戦の用意を始めた。
しかしそこで利安の馬印が見えたため、そのまま鎮まった。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 黒田家の一老、栗山利安

 

 

 

ごきげんよう!