家老の不和☆ | げむおた街道をゆく

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蜂須賀家の家老に不和な関係の者がいた時、

蜂須賀家政は、それぞれを西の丸へ呼び出した。

 

そして家政は、
「おのれの威を振るわんがために家老たちの仲が悪くなることは、
大きな不忠である。

大名が身の上を潰すような国を危うくする出来事が、
家老の不和に基づいて起きた例は少なくない。

この中にも不和な間柄の者がいると聞いた。

今後は、そのような者(一本志)のないようにせよ。」

と言って、
刀を左の膝に敷いて、機嫌を悪くして怒った。

 

そして酒を持って来させて、
「おのおの盃を致せ。」

と命じ、それぞれ盃をして退出したという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 阿波の古狸、蜂須賀家政

 

 

 

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