池田輝政の家臣が、寝ている間に大事な刀と脇差を盗まれてしまった。
周囲の者たちはそのことで家臣を罵り、嘲笑った。
家臣、「恥かいた。もうこの家出ていくか。」
嫌になった家臣は暇を願い出たのだが輝政は、
輝政、
「あの佐藤忠信だって刀を盗まれた。
寝入った時に刀を盗まれても、何の恥にもならぬ。
お前を悪く言う奴は処罰してやるから。」
と言って、家臣を大切にしたという。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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