具房の哀れ☆ | げむおた街道をゆく

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伊勢の北畠具教には、三人の子供がいた。
 

そのうち長男で、伊勢国司を継いのは北畠具房だが、
この男、大変太っており、普段の運動すら自由ではなかったそうだ。

そのため伊勢の国人たちは、具房を「太りの御所」と呼んで馬鹿にしていた。
 

しかもうつけ者で、麦と豆の違いも分からないような有様で、

何の役にも立たない男だと思われていた。

のち、信長の手による、北畠一族の粛清が行われた。
北畠の者は、幼児まで惨殺されたにも拘らず、

この具房だけが、命を助けられた。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 三瀬の変、北畠具教

 

 

 

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