明智光秀に与す☆ | げむおた街道をゆく

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北畠氏落城後、残党の中に明智光秀に味方をした一団がいた。

三瀬の変の生き残りである、北畠具教の弟・具親と大宮多気丸の一党である。
彼らは、山中に隠れ住み機会をねらっていたのだが、

織田信長が本能寺へ入るという情報を得た、
大宮多気丸、鳥屋尾内蔵助ら残党は、

主君・北畠具教を汚い謀略で暗殺した信長に怨みを晴らさんと、

本能寺の近くに潜んでいた。

そこへ早馬が飛んできた。

「信長、本能寺にて明智光秀に討たる!」
なんと、一足先に明智光秀によって信長親子は殺されたのである。
「一足遅かったか。」

と嘆いてはみたが、怨敵信長が討たれたことはめでたいことだと祝宴をあげた。
 

今後は明智光秀にお味方しようと、安土城にいる光秀の傘下に入ったという。

彼らはそれから11日後に、京都山崎の合戦にて全員討死した。
鳥屋尾内蔵助は鳥屋尾石見守の遺児であったという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 三瀬の変、北畠具教

 

 

 

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