小幡虎盛☆ 武田信玄の家臣に、小幡山城守という者がいた。 この人、合戦となればいつも一番に駆け出し、必ず手柄を立てた。 まあ、それは良いのだが、問題が一つ。 この小幡さん、陣に帰ってくる時は、自分も必ず大怪我をしているのだ。 体からだらだらと流れる血で、彼の乗る月毛の馬も、 真っ赤に染まって帰ってきたという。 『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 こちらもよろしく → 武田家臣団 ごきげんよう!