主人の馬を、戦場で放つ時☆ | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

古来より、主人の馬を戦場で放つ時、

主人が討ち死にしたのではないことを示すため、
尾を切り鐙を外すのが礼であったという。
 

国府台の合戦の時、里見義弘に安西伊予守が自分の馬を奉って、自身は歩行して供をした。
しかし義弘の馬は鞍鐙をつけたまま陣中を駆け回ったため、これを見た兵たちは、
「さては義弘討ち死にか。」

と思い、これによって敗勢となり、随兵の過半が討ち死にを遂げたという。

物事の究理薄いと、思わぬ失があるものなのだ。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 房相一和、里見義弘

 

 

 

ごきげんよう!