大食いの爺さん☆ | げむおた街道をゆく

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柿崎和泉守景家は、非凡の猛将であった。

ある時、部下の老兵が、

「小蛇を土中に埋めた祟りだ。」

と発狂しだしたので、
景家は出陣の途中、老兵の家に立ち寄って、蛇を掘り出して、
老兵の面前でムシャムシャこれを食べてしまった。
 

そして、

「このような珍味を、土中に埋めておいたのでは、もったいないではないか。」

と平気でいった。
それを見たものは皆、舌をまいた。
 

伝え聞いた謙信も、

「和泉は、大食いの爺さんだなぁ。」

と大笑いしたそうだ。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 上杉軍屈指の戦上手、柿崎景家

 

 

 

ごきげんよう!