頼房の肝っ玉☆ | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

ある時、家康が、

義直(当時13歳)、頼宣(当時11歳)、頼房(当時10歳)の3人の子を伴って、

庭を歩いていると、蜂が襲ってきた。
義直と頼宣はあわてて逃げたが、頼房は顔に止まった蜂を、

片っ端から手でつかんで投げ捨て、ついに一歩も引くことがなかった。

また、ある時、家康が、焼き栗を息子たちに食わせてやろうと思って、

囲炉裏の中に栗をたくさん放り込んだ後、三人を呼んだ。
火が回ると栗が勢いよくはじけ、義直と頼宣は驚いて飛び上がったが、

頼房は近くに飛んできた栗を囲炉裏に投げ入れ、平然としていたという。

さらに、後年、頼房が家光や義直と狩に出かけたとき、

義直が仕損じた猪を一矢でしとめ、
家光から、射撃の名人だった能登守平教経にちなんで、

「今能登守」と賞賛されたという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 水戸徳川家の祖、徳川頼房

 

 

 

ごきげんよう!