江戸に大火があったとき(おそらはく明暦3年の明暦の大火)、
大災害の時にありがちだが、
色々と怪異な事の噂が流れ、人々はこれを大変怪しんだという。
そんな時、知恵伊豆こと松平信綱は、こんな事を語った。
「世の中にはそんな怪異よりもっと不思議なことがいくらでもあるのに、
人々はそれを怪しもうとはしないものだ。
例えば故太閤が草刈りの身分から、
21年で天下をお取りになったことなど、
これより不思議なことがあるだろうか?」
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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