法螺貝後日談☆ | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

本多正重、蒲生家を退転。
色々あって、徳川家に帰参する事になった。

この時、家康の御前に出た正重、いきなり叱られた。

家康も、氏郷との法螺貝の件を聞き知っていたのだ。
 

家康、

「お前は本当に分別が無い。」
 

これに正重、

「殿の仰せですが、そんな事はありません、あれは考えた上での事です!」
と反論。

そこで家康、
「では聞くが、お前が法螺貝を吹いて、

もし鳴らなかったときは、どうするつもりだったのだ?」

「あ。」

本多正重、今、気がついた。
「…どうしていたんでしょうね?」

「だから、お前は無分別だというのだ。」

そう言って、大笑いしたそうだ。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 槍の三弥、本多正重

 

 

 

ごきげんよう!