屋敷の火事☆ | げむおた街道をゆく

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本多正純の屋敷で火事がおこった。

だが、家臣たちのがんばりで消火されて、
大事にならずに済んだので、正純は喜んで胸をホッと撫でおろ……さなかった。
 

喜ばないのを不思議に思った家臣が正純に理由を聞くと、正純はこう答えた。

「大事にならずに済んだのに嬉しくないのですか?」
「私はいつも自分の家臣を頼りにしているが、それはいざというときにこそ、
その命を投げうってほしいからだ。

たかが屋敷のために大事な家臣たちに、
何かあったらと思うと嬉しくない。」

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 宇都宮城釣天井事件、本多正純

 

 

 

ごきげんよう!