瘧を患う☆ | げむおた街道をゆく

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ある時、酒井忠勝が瘧を患った。
それが癒えてから忠勝が登城すると、小姓たちが忠勝を取り囲んだ。
驚いた忠勝が何なのかと尋ねると、

「病みあがりゆえ冷えては体に障るとの御上意なれば。」

と火鉢を持って忠勝を温め始めた。
 

家光の御前に出ると、家光自ら自分の後ろの屏風を忠勝の後ろに引きまわし、
さらに自身の頭巾を与えたうえで、

「わしの前で許されたのだから、今後は誰も前でも頭巾をかぶっても良い。」

と言葉を添えた。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ 名臣第一、酒井忠勝

 

 

 

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